イ・ジュンギが19日、韓国での放送を終えたばかりの『アラン使道伝(サトデン)』のプロモーションを東京・新大久保で行った。
韓国MBCが、日本初となるMBC Ustreamスタジオを東京・新大久保のK-Plusビル内にオープンし、そのお披露目として19日から21日まで「2012 K-FOOD & MBC Frama Festival」を開催。そのオープニングゲストとして、MBCドラマ『アラ..
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イ・ジュンギが19日、韓国での放送を終えたばかりの『アラン使道伝(サトデン)』のプロモーションを東京・新大久保で行った。
韓国MBCが、日本初となるMBC Ustreamスタジオを東京・新大久保のK-Plusビル内にオープンし、そのお披露目として19日から21日まで「2012 K-FOOD & MBC Frama Festival」を開催。そのオープニングゲストとして、MBCドラマ『アラン使道伝』主演俳優のイ・ジュンギが特別来日、同ドラマのインタビューと公式発表会が行われ、その模様がUstreamで生中継された。
その後行われた記者会見で、撮影を終えた感想を「達成感で気持ちいい。撮影中はプレッシャーを感じていたが、終わってしまうと寂しさもある。5カ月間を共にしたスタッフや俳優の皆さんにもう会えないという寂しさも感じる」と語った。
除隊後初の作品として『アラン使道伝』を選んだ理由を尋ねると「軍隊にいる間、ずっと演技がしたかった。(この作品は)多様なことに挑戦できるということで選んだ。時代劇というのも理由の一つ。時代劇のほうがうまくできるという自信があったし、フュージョン時代劇というのも魅力だった。また、人気の女優シン・ミナさんとのロマンスを演じることで、新しい魅力をお見せできると思った」と答えた。
久しぶりにカメラの前に立った時の思いを尋ねると「2年間のブランクで、カメラの前に立つまでは、恐怖を感じていた。でも、カメラの前に立った瞬間、皆さんに別人のようだと言われるぐらいになって、自分もそれを楽しめた。あらためて『俳優になってよかった、天職だ』と思った」とその心を率直に明かした。
撮影現場の雰囲気は「すごくよかった。監督も愉快な方で、皆さんノリのある雰囲気で作品を作っていった。打ち上げで『イ・ジュンギはよくやった!』と評価をもらえてうれしかった」と明かし、「僕自身も楽しみながら撮影できた。苦労もたくさんあったが、自分の空白を埋めることができた」と満足感を示した。
ドラマではハードなアクションも披露するが「けがをすることもあり、アクションシーンは簡単ではないが、うまくいくと達成感から快感を覚える。視聴者への見どころとなるので挑戦したかった。武術監督とともに殺陣の部分を作ったので、そこも見て楽しんでもらえれば」と語った。
そして、今後の活動予定について「ファンの皆さんは、演技をしているイ・ジュンギを見たいと思うので、早く次の作品を決めたい」と早くも次回作への強い意欲を見せた。さらに「僕がファンの皆さんと共にする時間を大切にしていることをご存じだと思うが、イベントを準備したい」とし、ファンミーティングツアーの開催も発表。「イ・ジュンギ LIVE & ファンミーティング(仮)」は12月に東京・名古屋・大阪の3都市で開催されるということで「がんばります!」と日本語でメッセージを残した。
終始、ご機嫌でじょう舌に語るイ・ジュンギに、ドラマ復帰を無事終えた充実感と喜びの大きさが強く感じられた。「初作品のときのように頑張って撮影に臨んだ。楽しんでいただける作品になった」と自信を見せた『アラン使道伝』は27日よりKNTVで日本初放送がスタートする。
なお、この日は『アラン使道伝』OSTに参加している歌手イ・キチャンも登場。「バラード界の王子様」とも呼ばれ、『ドリーム・ハイ2』や『太陽を抱く月』などのOSTでもその歌唱力を披露しているイ・キチャンは、17日に日本1stシングル「Convince Myself」をリリースした。巧みな日本語で「ずっと前から日本で活動したかった。1stシングルができて、テンションが上がっている」と喜びを語ったイ・キチャン。「(収録曲の)『夢でも』は自分の作詞・作曲。6カ月前に別れた彼女との体験をもとに作った曲」と明かし「長く、いい曲を歌っていきたい」との抱負を語った。
野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
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