「私がよく訪れるなじみのデザート店。特に、最も好きなのはブラックピンス(かき氷の一種)。大半のメニューには地方の畑で直接育てた食材が使われ、土の香りがする、本物のヘルシーデザートが味わえる」(イ・ドンジン)=韓国のバリスタ第1号=
「庭園」という意味を持つ「シュエン」は、日本で建築を学んだ女性と幼稚園教諭の女性が一緒に作り上げた空間だ。食卓、椅子、床に至るまで、全て自分たちの手で作ったというこの..
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「私がよく訪れるなじみのデザート店。特に、最も好きなのはブラックピンス(かき氷の一種)。大半のメニューには地方の畑で直接育てた食材が使われ、土の香りがする、本物のヘルシーデザートが味わえる」(イ・ドンジン)=韓国のバリスタ第1号=
「庭園」という意味を持つ「シュエン」は、日本で建築を学んだ女性と幼稚園教諭の女性が一緒に作り上げた空間だ。食卓、椅子、床に至るまで、全て自分たちの手で作ったというこのカフェは、食事だけでなく、小さな装飾品にもオーナーたちの心がこもっている。二人の独身女性が思い切ってデザートカフェを始めたのは、母親たちのおかげだ。
二人によると、母親たちが地方の畑で採れた食材を送ってくれるおかげで、ほかの店では味わえないヘルシーなデザートメニューを提供できるという。特に、天然の穀物粉がかかったブラックピンスはこの店の人気メニュー。この穀物粉はもともと、娘の健康を心配する母親が「禅食(主に穀物の粉でできた健康食)として食べなさい」と送ってくれたものだが、たまたまパッピンス(韓国風の小倉かき氷)にかけて食べたところ非常においしかったため、メニューを開発するに至ったとのこと。ブラックピンスは小豆の甘みと穀物の香ばしさが絶妙にマッチし、ヘルシーデザートとして人気だ。
さらに、韓国では栽培されていないルバーブの茎のほか、桑の実、トマトなどを一つ一つていねいに皮むきして作ったハンドメードのジャムも、この店でしか味わえないデザートの一つ。最近では、贈り物用にラッピングして配送するサービスも始めたという。先生の日(5月中旬)や旧正月、旧盆など、真心を込めた贈り物が必要なときに注文してみてはいかがだろうか。
メニュー:ブラックピンス 7000ウォン(約480円) チキンクラブサンド 9000ウォン(約620円) アメリカーノ 3500ウォン(約240円)
営業時間:午前10時―午後11時(日曜定休)
住所:ソウル市竜山区梨泰院1洞34-158 クァンウォンビル101号
女性朝鮮/朝鮮日報日本語版
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