2012/09/07 17:21
「韓国を代表する女神のような女優」という形容詞だけでなく、「ワールドスター、イ・ビョンホンの交際相手」という形容詞まで付けられることになった女優イ・ミンジョン。
イ・ビョンホンと熱愛中のイ・ミンジョンは1982年2月16日生まれ。成均館大学演技芸術学部で演出を学んでいたが、教授の目にとまり舞台俳優になるよう勧められ、演技を始めた。
チャン・ジン監督の舞台『タクシードライバー』『不器用な人々』などで演技経験を積んだ後、同監督の映画『小さな恋のステップ』(2004年)でイ・ナヨン演じるヒロインの友達役としてデビューした。
それ以降はドラマ『愛・共感』(05年)、『いるときに尽くして』(06年)、『カクテキ』(07年)、『どなたですか?~天国からのメッセージ~』(08年)や、映画『無道里』(06年)、『葡萄の木を切れ』(07年)などに出演したが、ほとんど注目されなかった。
しかし、アジアで大人気の日本の漫画をドラマ化した韓国版『花より男子』(『花より男子~Boys Over Flowers~』、09年)では主人公ク・ジュンピョ(道明寺司)の婚約者ハ・ジェギョン(大河原滋)を好演。率直でさっぱりとした役を演じきり、視聴者の胸に印象を残した。
『花男』のヒットでは、当時ほとんど無名ながらク・ジュンピョを演じたイ・ミンホが一気にトップスターの仲間入りしたのをはじめ、ほかのF4メンバーを演じた男優たちもブレークしたものの、共演した女優たちはそれほど話題になることもなく、忘れられていった。ところがイ・ミンジョンだけは女神のような美しさとハツラツとした魅力が認められ、この作品がきっかけで数々のドラマ・映画からオファーが寄せられるようになった。
このため「『花男』で一番恩恵を受けたのはイ・ミンホではなくイ・ミンジョンだった」という声も聞かれるほどだ。
『花男』終了直後に出演したドラマ『あなた、笑って』(09年)ではチョン・ギョンホとギクシャクしながらもほのぼのとしたカップルを熱演、キム・ソナ、キム・ジョンウン、パク・シネ、ユン・ウネ、ソン・イェジンに代表される「ロマンチック・コメディーの女王」の座を引き継ぐ女優として注目されるようになった。
そして3年ぶりのスクリーン・カムバックとなる映画『白夜行-白い闇の中を歩く』(09年)で第30回韓国映画評論家協会賞の女優新人賞を受賞、『ペントハウス エレファント』(同)では主演チャン・ヒョクとともにメーンキャストの1人として名を連ねた。
さらに2010年は女優イ・ミンジョンが韓国のトップ女優として位置付けられた年だった。
この年一番のロマンチック・コメディー映画と話題を呼び大ヒットした『シラノ恋愛操作団』では、高慢で冷たく見えるが、好きな人の前ではか弱くなる女性ヒジュンを演じ、第47回大鐘賞映画祭の新人女優賞と女優人気賞、第31回青龍映画賞の新人女優賞、第13回ディレクターズカット授賞式の今年の新人演技者賞をさらい、名実共に大韓民国最高の女優の座にのし上がった。
さらに、ドラマ『マイダス』(11年)、映画『ワンダフル・ラジオ』(同)に出演、このほど終了したドラマ『ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~』後はオフに入り、次回作を検討している。
イ・ビョンホンとの交際が明らかになってから浴びることになった周囲の注目や多大な関心、そして万が一別れが来るとしたら一生付きまとうことになるであろう「イ・ビョンホンの元彼女」という形容詞は心に重くのし掛かっているかもしれないが、イ・ミンジョンは堂々と交際を告白、ファンの声援を受けて幸せを作っていきたいと語った。
「韓国を代表する女神のような女優」としてファンから愛され、「韓流スター、イ・ビョンホンの交際相手」としても熱い声援を送られているイ・ミンジョン。
キャリアを重ねて成長する女優としての成功と、イ・ビョンホンとのラブストーリーのハッピーエンドという二つの幸せを同時につかめるのか、注目していきたい。
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イ・デドク記者
朝鮮日報日本語版
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