いじめ説やファヨンの脱退で物議を醸したT-ARAは29日、公式ホームページに「軽率な行動を反省している」という自筆の謝罪文を掲載した。「T-ARA騒動」が起きてから1カ月を経てのもので、ファヨンが28日に自身の簡易投稿ブログ「ツイッター」でいじめを否定、現在の心境をつづった翌日のことだ。

　T-ARAは「私たちにとってこの1カ月間は、デビューするためレッスンを受けてきた時間やファンの皆さんに愛され..

　いじめ説やファヨンの脱退で物議を醸したT-ARAは29日、公式ホームページに「軽率な行動を反省している」という自筆の謝罪文を掲載した。「T-ARA騒動」が起きてから1カ月を経てのもので、ファヨンが28日に自身の簡易投稿ブログ「ツイッター」でいじめを否定、現在の心境をつづった翌日のことだ。

　T-ARAは「私たちにとってこの1カ月間は、デビューするためレッスンを受けてきた時間やファンの皆さんに愛され、駆け抜けた時間よりもはるかに長く感じられました。まず、大勢の方々にご心配をおかけし、失望させてしまったことについて、心からおわび申し上げます。メンバー間の意見の違いを私たちの中で解決できず、個人的な問題を公の場で見せてしまったことは本当に愚かな行動だったと思い、深く反省しています」と書いている。

　さらに「お互いもう少し分かり合い、譲り合って、もっと大人の行動していたら、こんなことにはならなかっただろうと思うと、毎日がつらかったです。振り返ってみると、これまでみんな同じ夢を持って一緒に走り続け、つらいことも一緒に乗り越えて頑張ってきたのに、一瞬の行動で一緒に過ごした素晴らしい時間まで悪く見えてしまうようなことになり、とても胸が痛みました」と、これまでの心痛をうかがわせている。

　T-ARAは脱退したファヨンに対しても心境をつづった。「いじめという誤解を受けて苦しんだであろうファヨンにとっても、あまりにもつらい時間だったと思います。誰も望まず、思いもしなかった結果に、私たち自身とても驚き、もう一緒にできないことがあまりにも残念です。もうこれ以上、ファヨンが傷つくようなことが起きないことを祈るばかりです」としている。

　そして最後に、あらためてファヨンについて触れ「私たちよりもっとつらい思いをしたファヨンにも惜しみないご声援と愛をお贈りくださればと思います。私たちもいつでもファヨンを応援しています」と謝罪文を結んでいる。

キム・ピョヒャン記者

スポーツ朝鮮／朝鮮日報日本語版

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