ドラマ『ボスを守れ』の主演俳優チソンが22日夜、ZEPP TOKYOにて「女性自身&KNTV Present『ボスを守れ』チソンV.I.Pイベント」を開催した。
イベントに先立ち囲み取材が行われ、チソンは『ボスを守れ』について「久しぶりのラブコメで、撮影が非常に楽しく、気分よくできた。童心に帰ることができた。いまだにそのキャラクターが残っている。見た方が楽しい気持ち、幸せな気持ちになってくれたら..
続き読む
ドラマ『ボスを守れ』の主演俳優チソンが22日夜、ZEPP TOKYOにて「女性自身&KNTV Present『ボスを守れ』チソンV.I.Pイベント」を開催した。
イベントに先立ち囲み取材が行われ、チソンは『ボスを守れ』について「久しぶりのラブコメで、撮影が非常に楽しく、気分よくできた。童心に帰ることができた。いまだにそのキャラクターが残っている。見た方が楽しい気持ち、幸せな気持ちになってくれたら」とPR。
これまでのスマートでかっこいい御曹司とは違う役どころだったが「キャラクターを作るのに、内面の部分、温かい心を伝える、童心を見せる、コミカルに、というところに気を遣った。パニック障害を抱えているが、暗くなることなく明るい表現をとさまざまな準備をした。外見的には衣装や小道具、髪型にこだわった」と語った。
ライバル役で演技初挑戦したジェジュン(JYJ)については「一生懸命熱意を持って準備をしていた。その姿を見て、アイドルについて考えをあらためる機会となった。彼の歌手としての姿は作られたものでなく、彼の努力の成果だと思った。今回、うまく(演技を)こなし、自分にとっても力になってくれた」と称賛した。
さらに、ジェジュンとの楽しいエピソードも紹介。「撮影前にスタッフらとMT(合宿)をして、リゾートで、一緒に食べたり飲んだりして、心からいろいろな会話ができ本当にいい時間を持てた。僕たちはこの時が初対面だったが、スタッフの配慮で同室になった。部屋に入るとキングサイズのベッドがひとつしかなかった」と言って笑った。
「二人とも30秒ぐらい黙ったままだったが、『僕たち寝ようか』と僕が口を開いた。ジェジュンは『はい、ヒョン(お兄さん)』と言った。そして二人でベッドの両端にそのまま腰かけた。それから、『僕たち脱いでから寝ようか』と言うと、またジェジュンは『はい、ヒョン』と言った。…本当にいい夜を過ごした。もちろん何事もなかったが(笑)」と楽しそうに振り返った。
さらに「それでも寝る前は酒も入っていたが、起きてからはよりぎこちなかった。『僕たちシャワーを浴びないとね。一緒に浴びようか』と言ってみた(笑)。シャワーは浴びなかったが一緒に顔を洗ったりして、そんなことが、今回の演技にいい影響を及ぼした」と明かした。
今年の目標を尋ねると、「今まではドラマをメーンにしていたが、現在は映画を準備している。映画俳優としていい結果を出して、その後にドラマをやりたい。なので今年は映画1本、ドラマ1本をやる予定。また、個人的には横浜の広報大使を引き受ける予定。横浜を皆さんに知らせ、韓国のことも知ってもらえればと思う」と語った。
その後行われたイベントでは、『ボスを守れ』でウンソルに歌った歌「ノルル サランハゲッソ」(君を愛する)を歌い登場。トークや占い、ファンの質問に直接答えたり、ゲームなどさまざまなプログラムでファンを楽しませた。また27日に誕生日を迎えるチソンに、ファンがハッピーバースデーの歌をプレゼントするなど、温かい触れ合いの時間を過ごした。
「僕は温かく迎えてくれる皆さんがいるから僕がいます。これからも頑張っている姿をお見せして、永遠に皆さんと一緒にいたいと思います」とあいさつし、エンディングで再び歌を披露。「セドゥルチョロム」(鳥たちのように)を歌ったあと、ファンにメッセージとともに悲しい出来事を明かした。
「昨日日本に来たが、その前日に、子どものころから面倒をみてくれて、支えとなってくれたおじが交通事故で亡くなりました。子どものころ、僕にいつも初心を持って行動するようにと言ってくれました。おじが言ってくれたように、これからも初心を持って、いつも皆さんのそばで頑張っている姿をお見せしていきます。愛しています」
そして、最後に日本語で「メロディ」(玉置浩二)を歌うと、途中、声をつまらせ涙にくれた。この日は「ジホンで」と常に明るく茶目っ気たっぷりの元気なチソンで進行してきたが、亡くなったおじを思い、またファンの大きな愛を感じたチソンの感が極まったようだった。しかし、ファンの激励に最後は大きな笑顔で、ファンとの別れを惜しむように、退場時に一人一人を「お見送り」。チソンの人柄をあらためて感じられ、ファンには大満足の1日となった。
野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com