多彩な役を演じられるイ・ジョンジンだが、『逃亡者 PLAN B』の前に取り組んだのが、昨年11月に韓国で公開された社会派の映画『取り返しのつかない』だ。 ―映画『取り返しのつかない』はどういう作品でしたか。 　「難しく考えてアプローチしようと思うと限りなく難しくなってしまうので、私たちの周りで韓国社会の中でありえることだと思えば、案外リラックスして観ることができる映画だと思います。映画の中で..

　多彩な役を演じられるイ・ジョンジンだが、『逃亡者 PLAN B』の前に取り組んだのが、昨年11月に韓国で公開された社会派の映画『取り返しのつかない』だ。 ―映画『取り返しのつかない』はどういう作品でしたか。 　「難しく考えてアプローチしようと思うと限りなく難しくなってしまうので、私たちの周りで韓国社会の中でありえることだと思えば、案外リラックスして観ることができる映画だと思います。映画の中で起きる事件が子どもに対する性的いたずらということで、重い題材を扱っているんですが、その中で起きている人間模様というのはありえることで、例えば小さな誤解、小さな失敗、人に対する偏見、人をどのように見るかというものを扱っている映画なんです」 ―児童性犯罪の前科者という難しい役どころでしたが、この作品に出演した理由は。 　「今まで、こういったキャラクターをやろうと決めてやるというより、いろんなキャラクターのオファーをいただくことができました。自分は幸せ者でありがたいと思います。そんな中で出会った一作ということです」

―ファンクラブ（http://leejungjin.com/）が発足しましたが、どんな気分ですか。 　「とてもうれしいですね。今までもファンミーティングやイベントを開催してきましたが、ドラマのプロモーションのようなものでした。今後は計画的に、そして僕の情報を正確に伝えることが出来るファンクラブ、ファンサイトができました。これからは日本のファンの皆さんとより近くに寄り添いながら楽しくおもしろい、思い出を作っていけるきっかけになったのではないかと思います」 ―どんな活動をしていきたいですか。 　「これからは写真、情報、資料をすぐさま皆さんにお知らせできると思います。日本のファンの皆さんとより頻繁にお会いしたいですし、素晴らしい作品に出演することによって、皆さんと楽しい時間が持てたらいいなと思います」

―日本の女性は感情を表に出すのが得意ではないが、日本のファンをどう思いますか。 　 　「日本の女性が内に秘めていた情熱的なものを見せるきっかけを僕達の先輩の韓国の俳優達が作ってくださって、そのあとを追うものとして、本当にありがたいと思っています。僕は外国人ではありますが、同じアジアの人間として同じ国のような感じがします。日本に来た時は外国に来たというより、言葉が違うだけだと思います。ですから皆さんにはドラマを通して僕の姿を見せたいですし、本当の僕の姿も見せていきたいです。まごころをこめてコミュニケーションをとっていくことが重要だと思います」 ―素敵なイ・ジョンジンさんですが、彼女のウワサがないですよね。 　「なぜ女優さんとのうわさなどがないんでしょうか（笑）。僕は俳優のヨン・ジョンフンさんと親友で、彼の奥様は女優のハン・ガインさんです。以前ハン・ガインさんとは６カ月ほど恋人役でドラマの撮影をしたのですが、一度もお酒を飲みにいったこともありませんでした。これにはヨン・ジョンフンさんも驚いていましたが、なぜ僕は女優さんと親しくお酒を飲みに行く機会すらないんでしょう。僕にどこか問題でもあるんでしょうか（笑）」

―ズバリ、結婚のご予定は。 　「う～ん…一生懸命働かないと（笑）。一生懸命に働いていれば、女性が僕のことを連れていってくれるじゃないですか。いつか機会がくるでしょう（笑）」 東京＝野崎友子通信員

朝鮮日報日本語版

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