23日、映画『ハーモニー 心をつなぐ歌』が、新宿ミラノ座1にて2010年度東京国際映画祭<コリアンシネマウィーク>で上映され、主演キム・ユンジンとカン・テギュ監督による舞台あいさつが行われた。
キム・ユンジンは「こんにちは。キム・ユンジンです」と日本語であいさつ。「10年間日本を行き来しているのですが、日本語うまくならずすみません。(笑)日本で初めての上映ですが、皆さん楽しんでいただけました..
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23日、映画『ハーモニー 心をつなぐ歌』が、新宿ミラノ座1にて2010年度東京国際映画祭<コリアンシネマウィーク>で上映され、主演キム・ユンジンとカン・テギュ監督による舞台あいさつが行われた。
キム・ユンジンは「こんにちは。キム・ユンジンです」と日本語であいさつ。「10年間日本を行き来しているのですが、日本語うまくならずすみません。(笑)日本で初めての上映ですが、皆さん楽しんでいただけましたか」と観客に問いかけると、会場から大きな拍手が起こった。
そして、3年ぶりの韓国映画出演の感想を「最初は、新鮮なストーリーという印象でした。女性刑務所、女性服役者が出てくる映画は初めてで、服役者の描き方がほかにはない明るい描き方だなと思いました」と語った。
撮影エピソードを尋ねられると、「たくさんあります。ミヌ役の赤ちゃんとは会話が出来ないのでコミュニケーションが取れず、一日一日のエピソードがいっぱいです。スタッフは振り回されて大変でしたが、ミヌがいてくれたおかげで現場が明るくなって楽しかったです」と笑顔で答えた。
カン監督は、映画『ハーモニー』を通じて伝えたいメッセージとして「神はこの世の中にたくさんのものは与えられないので“母”を与えたのではないかと思います。そして、断絶している家族には歌で再生してほしいです」とした。
キム・ユンジンは「文化や歴史は違うけど、みんなが感じる感情は一緒だと信じています。この映画から、困難な状況の中でも、ひたむきに生きることを受け止めて、心が温かくなってもらえたらうれしいです」と語った。
キム・ユンジンとカン監督は、舞台あいさつ後、六本木けやき坂での東京国際映画祭グリーンカーペットイベントにも参加した。
映画祭の名物となっている全長約200メートルのグリーンカーペットに、青緑色の背中を大胆に露出したドレッシーなロングドレスに身を包み登場したキム・ユンジンとシックなタキシード姿のカン監督は、大勢のファンの声援に手を振って応え、終始笑顔を振りまいていた。
『ハーモニー 心をつなぐ歌』(CJ Entertainment Japan配給)は2011年1月、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほかで全国ロードショー。
東京=野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
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