千年の古都・慶州で新羅の月夜を(上)

2010/07/27 08:35

 千年の古都・慶州が夜の闇に包まれる。とりわけ、新羅の月夜は格別だ。新羅時代の634年に善徳女王が創建した芬皇寺の石塔が月の光を受け、いっそう古都の情緒を堪能できる。  石塔の周りにちょうちんを手にした人が集まり始めた。ちょうちんにはそれぞれの願い事が書かれ、人々は、塔の周りを歩き始めた。新羅の月夜の下、40人余りの参加者たちが3人ずつ並んで、塔の周りをゆっくりと回る。  「千年以上前に建て..

続き読む