22日、クラシック・スタイルの「韓流スターズ ガラ・コンサート2010」が東京・国際フォーラムAにて開催。室内管弦楽団「バラダン」の演奏に載せ、歌手のチョ・グァヌ、キム・キョンロク、フィが熱唱、さらに俳優オ・マンソクが舞台を彩った。
オープニングは8人で構成された“小さなオーケストラ”室内管弦楽団バラダンの『朱蒙』『太王四神記』など歴史ドラマ6曲をメドレーにした「歴史物語」を演奏。
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22日、クラシック・スタイルの「韓流スターズ ガラ・コンサート2010」が東京・国際フォーラムAにて開催。室内管弦楽団「バラダン」の演奏に載せ、歌手のチョ・グァヌ、キム・キョンロク、フィが熱唱、さらに俳優オ・マンソクが舞台を彩った。
オープニングは8人で構成された“小さなオーケストラ”室内管弦楽団バラダンの『朱蒙』『太王四神記』など歴史ドラマ6曲をメドレーにした「歴史物語」を演奏。
ドラマ『チング~愛と友情の絆~』のメインテーマを歌ったフィは「僕のものにならない君」さだまさしの「コスモス」など3曲を情感たっぷりに歌った。次に登場したV.O.Sのキム・キョンロクは、スリムな姿で出演し、「2月から運動を頑張り7キロやせた」などトークを挟み「もう他人だ」や安全地帯の「コスモス」など5曲を熱唱した。
そして、いよいよドラマ・映画・舞台と大活躍のオ・マンソクが登場。出演したドラマ『ぶどう畑のあの男』や『王と私』、また舞台についてのトークを繰り広げた。
『ぶどう畑のあの男』については、「夏の撮影で、色黒が更に黒くなった。最初はファンデーションで黒くしていたが、後半は化粧をしなくなった。ユン・ウネさんも真っ黒で韓国のドラマ史上、主演の二人があんなに真っ黒なのはなかったと思う」とのエピソードを披露。また、2003年東京・青山劇場での『日韓ダンス・フェスティバル』に出演した時の思い出を「僕にとっては悪夢の一日でした」と意外な日本での初舞台の告白も。
ミュージカルの世界でも有名なオ・マンソクは、「歌詞が本当にいい」という「君と永遠に」をミュージカル俳優らしく歌い上げたかと思うと、『王と私』の主題歌「千年愛」の歌はチョ・グァヌに任せ、自身はドラマの一節「母への手紙」を朗読。会場をドラマの世界に包み込んだ。
オ・マンソクは今後の予定について、舞台2本の地方公演のほかに、映画に出演すると明かした。また、5月には大阪でファンミーティングの開催も決まっている。
イベントのトリを務めたのはチョ・グァヌ。あらためて登場し、韓国では「顔のなし歌手」と呼ばれ、テレビよりもライブ活動に重点を置いているチョ・グァヌは、トークも軽快。歌では、「天井の声」と称されほどの高音と低音を操り、「愛の奇跡」「心は知るでしょう」五輪真弓の「恋人よ」など計7曲を歌うと、会場はその歌声に酔いしれた。
最後に、出演者全員が再度登場。名残惜しそうにあいさつをすると、会場からは惜しみない拍手が送られた。
東京=野崎友子通信員
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