歌手で俳優のリュ・シウォンが、2日、横浜アリーナで「Ryu Siwon 5th Anniversary Live 2009~ありがとう、そして新たな約束~」を開催し、1万2000人のファンを集め、最新シングルの「女夢-Memu」や最新アルバムの「万華鏡」など全22曲、4時間近くにわたるライブを行った。
公演前に行われた囲み会見で、リュ・シウォンは日本デビュー5周年ということで、この5年間を振..
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歌手で俳優のリュ・シウォンが、2日、横浜アリーナで「Ryu Siwon 5th Anniversary Live 2009~ありがとう、そして新たな約束~」を開催し、1万2000人のファンを集め、最新シングルの「女夢-Memu」や最新アルバムの「万華鏡」など全22曲、4時間近くにわたるライブを行った。
公演前に行われた囲み会見で、リュ・シウォンは日本デビュー5周年ということで、この5年間を振り返り、「大切な意味のある5年でした。本当に良いこともありましたし、日本という国、日本のファンの皆さんとご縁ができたということは、本当に素晴らしいことでした。ファンは家族のような感じ、というより家族と同じです」と語った。
そして、忘れられないエピソードとして「たくさんありますが、海に漂流した漁民の方が救いを待つ間、『桜』を聞いて力を出してくれたこと、新潟大地震の時に少しでも慰めになればと訪れたこと、宮崎県の広報大使にしていただき東国原知事にお目にかかったこと、三間坂というところにリュ・シウォン村ができたこと。そして一番記憶に残っているのは、初めて武道館でコンサートを行ったこと。夢が叶った忘れられない思い出です」とした。
今回のツアーのタイトルは「JUMP」と付けられているが、5周年記念ツアーコンサート。「日本で活動して5年経ち、新たな跳躍をする時期にきていると思いますので、日本で新しい姿をお見せする、まさにジャンプ(跳躍)するという意味でコンセプトに決めました」。
昨年から「恋人がほしい」と公言してきたリュ・シウォン。プライベートでの変化は、との問いには「5年間あまりにも忙しく過ごしていたので、個人的な時間がありませんでした。昨年のクリスマスはファンの皆さんとコンサートで一緒に過ごしましたが、今年は韓国でゆっくり1人で休もうと思います(笑)。16日の大阪城ホールのコンサートはクリスマスの雰囲気を味わいながら過ごそうと思います」
今年は、ドラマ『スタイル』への出演など韓国での活動が中心だったが、2010年上半期は、日本で活動するという。そうなると、また彼女を作る時間がないのではと尋ねると、「たぶん…(笑)。でも舞台に立って、ファンの皆さんを見ている、自分はなんて幸せなんだろうと心から感謝しています。来年はまた初心に帰って臨みたいと思います。そして、誰よりもファンを大切にするアーティスト、リュ・シウォンでありたいと思います」。
2010年5・6月に全20公演ほどの全国ツアーを行うことが決まった。さらに、2・3月ごろに、ファンクラブ会員向けの初の無料ファンイベントの開催も決定したという。春先に次作のリリースも予定。加えて「日本のドラマ出演もできたら」との願望も明かし、日本活動への意欲は衰えを知らない。
そんなリュ・シウォンがクリスマスプレゼントに欲しいものは「健康」だという。「健康であってからこそファンの皆さんにも会うことができる」と語り、今年初めに手術をした腰の具合がかんばしくなく、韓国帰国後MRIを撮る予定だと明かした。
しかし、最後にはファンに向けて「日本での活動も5年が経ちました。今まで応援してくださっているファンの皆さんに感謝しています。私は韓国人ですが、日本でこのようなご縁ができて幸せです。これからも皆さんをずっと大切にして、もっと努力していきたいと思いますので、よろしくお願いします」と元気な笑顔でメッセージをくれた。
この日は、11月14日にさいたまスーパーアリーナでスタートした「Ryu Siwon 5th Anniversary Live 2009」の6公演目。横浜アリーナでの公演は初めてだが、前日に続き絶好調にとばし、4時間にわたるコンサートでファンを堪能させた。
「横浜アリーナの雰囲気が自分に合っている。機会があれば、またここでやりたい」とも。残すは15・16日の大阪城ホール2公演のみとなるが、全8公演で8万人を動員。リュ・シウォンの根強い人気をあらためて実感させられた。
東京=野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
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