インタビュー:キム・ミョンミンの演技論(上)

2009/10/11 11:50

「患者のように見えなければ、僕も観客も入り込めない…。結局は真剣さの問題」 

 映画『私の愛、私のそばに』で「ルー・ゲーリック病」とも呼ばれる筋委縮性側索硬化症(ALS)患者を演じたキム・ミョンミンが、裸で体重計に乗るシーンが出てくる。二人がキム・ミョンミンを持ち上げ、ベッドの形をしたはかりに寝かせると、体重計には51.6キロという数字が浮かび出る。コンピューターグラフィックではなく、実際の体重だっ..

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