12日午前、都内ホテルでRain(ピ)が「Rainism」アジア版日本バージョンの発売とそれを記念するファンミーティングを開催するにあたっての会見を行った。
冒頭のあいさつで、今回の訪日の目的を「今まで、公式にファンの皆さんと会う機会があまりなかったので、皆さんに新年のあいさつをしたかった。日本版がリリースされることになったので、ショーもお見せしたかった。何よりファンの皆さんに会いたかった..
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12日午前、都内ホテルでRain(ピ)が「Rainism」アジア版日本バージョンの発売とそれを記念するファンミーティングを開催するにあたっての会見を行った。
冒頭のあいさつで、今回の訪日の目的を「今まで、公式にファンの皆さんと会う機会があまりなかったので、皆さんに新年のあいさつをしたかった。日本版がリリースされることになったので、ショーもお見せしたかった。何よりファンの皆さんに会いたかった」と語った。
新アルバム「Rainism」については「タイトルどおり、自分流のアルバム。自分で制作のすべて、プロデュースまで手掛けた。いろいろなジャンルにも挑戦した。衣装にも神経を使って、これまでのカジュアルな感じからジェントルな、正装に近い感じにした」とした。
「Rainism」は自身のCDレーベル、J.TUNE Entertainment設立後初のアルバムで、全収録曲の7割を自身で作詞・作曲を手掛けているほか、全楽曲のプロデュースや、振り付け、ビジュアルなど制作全般を指揮した渾身の自信作だ。
今後の日本での活動について「コンサートを3~5月ぐらいに行う予定。映画『ニンジャ・アサシン』も、公開の日にちは未定だが日本の皆さんにも愛してもらえると思う。それ以外にもいろいろ考えているので期待して欲しい」と楽しみな話を聞かせてくれた。
歌手と俳優の両方の活動を平行していることに関しては、「歌手の自分も俳優の自分も好き。俳優はたくさんの人と息を合わせてやるもので、歌手は自分のわがままや意思を出してできるもの、という違いがある」との考えを示した。
そして、「日本での独自のアルバムなど独自の活動が出来ていないことが残念。今後は、日本独自のアルバムも出したいし、テレビ出演などもしたい」と日本活動にも前向きな姿勢を見せた。そして、日本の映画に出るとしたらどういう人とどんな仕事をしたいか、との問いに「悲しいけど楽しめるようなラブストーリーに出たい。好きな監督は、北野武さん」と答えた。
さらに日本への思いも示し、「日本はおいしい食べ物がたくさんある。温泉に行くのが夢だったが、前回それがかなって、箱根の温泉に行った。とてもよかった。温泉が好きなので、また行きたい」と温泉好きを披露し、「いろいろなところに行きたい。いつかバイクでの旅もしてみたい。そして旅行記のようなものを書きたい」と話した。
一時期、日本活動への懸念を抱かせたRainだが、仕事に、プライベートに、その希望が実現することを日本のファンが心待ちにしていることは間違いない。
東京=野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
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