【レビュー】『霜花店』、欲望とタブーの世界

2009/01/10 17:48

 愛とは同じ方向を見るものだと言ったのは誰だったろうか。『霜花店』の登場人物たちの目は愛する人の目を強く求めている。瞳がメラメラと燃えるとき、愛は欲情となって溢れ、嫉妬の川を渡る。ここで注意! 未成年者はこのレビューは読んではいけない。  王(チュ・ジンモ)の命令を受け、ホンリム(チョ・インソン)が王妃(ソン・ジヒョ)との情交を試みた日、ホンリム(チョ・インソン)と王妃はそれぞれ違う方向を見てい..

続き読む