沈む夕日を眺めながら焼き貝に舌鼓

2008/12/23 11:30

 北風がビニールの壁を叩く。塀の役割を果たしている薄いビニールシートの向こうは西海(黄海)だ。牙山湾の干潟がパノラマのように広がっている。  炭火の上で焼かれているホタテ貝が丸く縮まっていく。アルミホイルに包まれたカキも美味しそうな湯気を立てている。熱くなった貝殻でやけどをしないよう、手袋をはめて殻から身をはがし取る。皿の上には焼き上がった貝が盛られ、ビニールの壁の向こう側では夕日が沈もうとして..

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