路地裏を飾る美術作品の数々 /ソウル

2008/06/25 08:59

 マロニエ公園の裏から狭く古い路地を上って行くと町全体が美術館に変身する。ソウルの貧民街ともいわれるこの地域は、2006年に「駱山プロジェクト」を開始して以来、街のあちこちに壁画や彫刻が設置され「芸術の路地」へと変身した。これらの美術作品は、暗かった街に活気を吹き込み、多くの人々がこの街を訪れるようになった。  建築学のイム・ソクチェ教授は路地について「落ち着いた居心地のよさと日常性の価値が隠れ..

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