いつごろからだろうか。パク・ヨンハの名前の前に「韓流スター」という言葉がつくようになったのは。おそらく、ドラマ『冬のソナタ』が日本で大ブームを巻き起こし、日本でリリースしたアルバムがヒットした後からだろう。パク・ヨンハは日本で韓流スターとして揺るぎない地位を築き上げている。
果たして韓国ではどうか。
パク・ヨンハは「俳優として磨いてきたものがない」と正直に胸のうちを語った。
「..
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いつごろからだろうか。パク・ヨンハの名前の前に「韓流スター」という言葉がつくようになったのは。おそらく、ドラマ『冬のソナタ』が日本で大ブームを巻き起こし、日本でリリースしたアルバムがヒットした後からだろう。パク・ヨンハは日本で韓流スターとして揺るぎない地位を築き上げている。
果たして韓国ではどうか。
パク・ヨンハは「俳優として磨いてきたものがない」と正直に胸のうちを語った。
「個人的には日本で活動してよかったと思っています。でも正直、自分自身に対して恥ずかしいと思う部分もあります。『冬のソナタ』『もう一度会いたい』などの人気ドラマに出演したけれど、いつも主演ではありませんでしたから。実際、たくさんの芸能人の中でも主役クラスの人がいるじゃないですか。でも僕は…そういう待遇を受けたことのある俳優ではありませんでしたから」
一時は徹底してメディアを避ける姿勢のため「神秘主義者」と言われたこともあるパク・ヨンハ。そんなパク・ヨンハが語る言葉は期待以上のものだった。日本ではトップスターになったかもしれないが、韓国での位置はまったく違ったものだというのがパク・ヨンハの言葉だ。
実際、パク・ヨンハはこれまでいくつかの有名なドラマに出演したが、ここ5年間、日本での活動に力を入れ、韓国では多くの人々から忘れられていた。10代ではパク・ヨンハを知らない人も少なくない。5年ぶりの復帰作に選んだドラマ『オンエアー』(SBS系)の撮影のとき、パク・ヨンハを知らない若者も多かったという。
「若い人たちが僕のことをどう思うかということについては気にならなかったけれど、僕のことを知らない人に会ったときは『空白期間が長すぎた』と思いました。もちろん5年間ずっと休んでいたわけではないので、心残りはありません」
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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