鶴巻和哉監督が語る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

2007/10/14 11:09

 個人的には、この作品が釜山国際映画祭のクロージング作品に選ばれたことに驚いた。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は庵野秀明総監督の個人的な動機からスタートした。主人公は碇シンジという人物だが、シンジが表現するのはとても日本的な感性で、中でも非常に細かい感性を描いている。わたしのほうが聞きたいくらいだ。果たして碇シンジというキャラクターに韓国の皆さんは感情移入して見ることができるのか、自己投影として..

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