2007年下半期に放送がスタートするドラマで目立つ特徴の一つは、従来の作品よりもヒロインの比重が高いものが多いということだ。
下半期のドラマに出演する代表的な女優は、ムン・ソリ、ペ・ドゥナ、スエ、オム・ジョンファ、チャン・ジニョンなどだ。
2007年上半期に放送されたドラマでも、多くの女性たちが活躍した。しかし、上半期は『朱蒙』『銭の戦争』『白い巨塔』など、男性主人公を前面に出したドラマ..
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2007年下半期に放送がスタートするドラマで目立つ特徴の一つは、従来の作品よりもヒロインの比重が高いものが多いということだ。
下半期のドラマに出演する代表的な女優は、ムン・ソリ、ペ・ドゥナ、スエ、オム・ジョンファ、チャン・ジニョンなどだ。
2007年上半期に放送されたドラマでも、多くの女性たちが活躍した。しかし、上半期は『朱蒙』『銭の戦争』『白い巨塔』など、男性主人公を前面に出したドラマが、大きな成功を収めた。『H.I.T』や『外科医ボン・ダルヒ』など、女性の主人公を前面に出した作品でさえ、男性の出演者の活躍が目立っていた。
しかし、下半期に放送されるドラマは、上半期と少し異なっている。下半期入り最初に放送された『コーヒープリンス1号店』(MBC)と『黄金新婦』(SBS)。2つのドラマは、ともにヒロインを前面に押し出しているが、すでに固定ファンを得るほどの手堅い人気を博している。それとともに、主人公を演じるユン・ウネとイ・ヨンアも注目を浴びている。
◇ムン・ソリ、チャン・ジニョン、オム・ジョンファ……スクリーンで活動したスターが勢ぞろい
ムン・ソリは現在9月放送開始を目標としているMBC『太王四神記』(演出キム・ジョンハク)で、初めてドラマに挑戦する。数々の映画を通じて国際的にもその演技力はお墨付きのスター、ムン・ソリ。しかし、制作環境や演技パターンがスクリーンとは異なるテレビの世界で、彼女のパワーがどの程度通じるのか、関心を集めている。
オム・ジョンファは、28日から放送が始まるSBS『カールハンターオ・スジョン』(脚本パク・ヘリョン、演出パク・ヒョンギ)で、2年ぶりにテレビに復帰する。彼女はこれまで出演したほとんどのドラマで、かなりの好視聴率を記録している。
しかし、MBC『12月の熱帯夜』は期待以下の視聴率に終わり、残念な印象を残した。オム・ジョンファにとって『カールハンターオ・スジョン』は、その成績を挽回する雪辱戦というわけだ。
オム・ジョンファの『カールハンターオ・スジョン』と同じ時間帯に放送されるMBC『9回裏2アウト』には、2年ぶりにテレビに復帰するスエが出演する。
スエはKBSドラマ『海神』以後、『ウエディング・キャンペーン』や『夏物語』などの映画に出演した。他の女優に比べて出演作は少ないが、作品を重ねるたびに成長する役者であるため、今回のドラマではどのような姿を見せるのか、大きな期待が寄せられている。
チャン・ジニョンも9月に放送予定のSBS『ロビイスト』(脚本チュ・チャノク、演出イヒョンジク)で、6年ぶりにテレビの世界に復帰する。
ドラマでは、期待に見合う成績を収めることができなかったチャン・ジニョンは、映画に進出することによって、トップクラスのスターに成長した。果たして彼女が過去の「ドラマのジンクス」を破り、スクリーンの人気をそのまま持続させることができるのか、関心が高まっている。
ペ・ドゥナも『銭の戦争』の後番組として7月中旬から放映予定のSBSドラマ『完璧なお隣さんに会う方法』(脚本チョン・ジウ、演出チョ・ナムグク)で、2年ぶりに地上波のドラマに復帰する。
ペ・ドゥナは映画とドラマの一方に偏ることなく、幅広い活動をしている女優だ。彼女は低予算映画から韓国型ブロックバスター、ケーブルTVの実験的なドラマに至るまで、役者としてさまざまな挑戦をしながら、少なからぬマニア層に支持されている。
一方、プロデューサーのピョ・ミンス氏が手掛けるKBS ドラマ『インスンは美しい』は、2年ぶりにカムバックするキム・ヒョンジュが主役を演じると発表され、関心を集めた。しかし、放送開始が11月に延期されたことで、彼女の出演も断言はできなくなっている。
edaily/朝鮮日報日本語版
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