MBC水木ドラマ『ありがとうございます』(イ・ギョンヒ脚本、イ・ジェドン演出)がチャン・ヒョク(ギソ)とコン・ヒョジン(ヨンシン)、ソ・シネ(ボム)の幸せな未来を暗示しながら幕を下ろした。
3月21日から放映された『ありがとうございます』は、最近ドラマによくある不倫がなく、阻害された人びとの温かい愛の物語で感動を呼んだ。財閥、出生の秘密、不倫などが普遍的となっていた韓国ドラマ界において、『あ..
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MBC水木ドラマ『ありがとうございます』(イ・ギョンヒ脚本、イ・ジェドン演出)がチャン・ヒョク(ギソ)とコン・ヒョジン(ヨンシン)、ソ・シネ(ボム)の幸せな未来を暗示しながら幕を下ろした。
3月21日から放映された『ありがとうございます』は、最近ドラマによくある不倫がなく、阻害された人びとの温かい愛の物語で感動を呼んだ。財閥、出生の秘密、不倫などが普遍的となっていた韓国ドラマ界において、『ありがとうございます』は人間への礼儀のために財閥の人間であることを拒否した者、出生の秘密を温かい愛でかばった家族、身分や金品を超越した小さな幸せなど、希有な素材でストーリーを満たした。
放映前、期待するドラマを問う視聴者調査で人気が最下位だった『ありがとうございます』は、3日に最高視聴率21.2%(TNSメディアコリア全国基準)を記録するなど、立て続けに同時間帯のドラマの中で視聴率1位を占め、刺激に乏しい淡白なドラマの力を見せつけた。
軍隊除隊後初のドラマということで話題になったチャン・ヒョク、肩の力を抜いた演技で一段階成熟したコン・ヒョジンらをはじめ、比重の小さい助演陣までキャラクターに忠実なしっかりした演技を見せ、ドラマの人気を引っ張った。痴呆の演技を完璧にこなし無限大の可能性を見せてくれたシン・グ、さまざまな語録を生んだカン・ブジャ、冷めやらぬ中年のロマンスを演じたチョン・ウォンジュらは、改めてベテランの真価を見せつけた。また、彗星のように現れた子役スター、ソ・シネは『ありがとうございます』が発掘した最高の宝物だ。
16日からは『ありがとうございます』の後続として、チ・ヒョヌ、イ・ハナ主演のドラマ『メリーVSデグ攻防戦』(キム・イニョン脚本、コ・ドンソン演出)が放映される。
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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