8日、CJスーパーレースの開幕戦決勝が行われ、1レースで2位、2レースで3位と表彰台に上ったリュ・シウォン。その結果に満足感と2年連続総合チャンピオンという目標に向けた意欲を示した。 　8日のレース後に行われた会見で、「今期の開幕戦はとても順調だった。タイヤの直近になっての変更のためその適応が難しかったが、競技が始まって徐々に対応できていった。チーム仲間のアン・ジェモが車のトラブルやタイヤの..

　8日、CJスーパーレースの開幕戦決勝が行われ、1レースで2位、2レースで3位と表彰台に上ったリュ・シウォン。その結果に満足感と2年連続総合チャンピオンという目標に向けた意欲を示した。 　8日のレース後に行われた会見で、「今期の開幕戦はとても順調だった。タイヤの直近になっての変更のためその適応が難しかったが、競技が始まって徐々に対応できていった。チーム仲間のアン・ジェモが車のトラブルやタイヤの適応がうまくいかなかったことが残念」と唯一表彰台に上れなかった仲間を気遣った。「これまでは開幕戦ではよい思い出が作れなかったが、今年はいいスタートが切れた。次戦以降もおもしろい勝負ができると期待している」と期待感を見せた。

　試合後のファンミーティングでは、優勝できなくて残念、と言うファンに対して「優勝しなくて幸い。優勝すると次に20kgの負担が加算される。そうなると表彰台も危ないかもしれない。だから２位は理想的な結果で狙いどおり」と冗談まじりに話した。終始笑顔を絶やさず「僕の最終目標は年間チャンプ」と語り、ファンから大きな声援と拍手を受けた。 　また、自身のミニホームページでもファンに結果を報告。「106が今年のエントリーナンバーで、とても気に入っている。開幕戦は表彰台に上がるのが目標だったので、非常にうれしい」などと書き込んだ。自身の誕生日であり、また昨シーズンの年間チャンピオンを決めたポイントとも同じ数字である106で、リュ・シウォンは自身とファンの夢を現実のものとすることができるか。期待が持たれる。

竜仁＝野崎友子通信員

朝鮮日報日本語版

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