俳優ソン・スンホンが15日に2年間の兵役を終えた感想を語った。2004年に不法な兵役逃れで物議をかもしたことについて、罪を償い、模範的な生活をするとしている。
ソン・スンホンはこの日午前8時20分ごろ、江原道華川郡の勝利会館で国内外の取材陣200人とファン500人に囲まれた。そして「おはようございます。ソン・スンホンです。ありがとうございます。寒いのにここまで来てくださったみなさんに感謝しま..
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俳優ソン・スンホンが15日に2年間の兵役を終えた感想を語った。2004年に不法な兵役逃れで物議をかもしたことについて、罪を償い、模範的な生活をするとしている。
ソン・スンホンはこの日午前8時20分ごろ、江原道華川郡の勝利会館で国内外の取材陣200人とファン500人に囲まれた。そして「おはようございます。ソン・スンホンです。ありがとうございます。寒いのにここまで来てくださったみなさんに感謝します」と除隊の感想を語った。
軍服を着、元気そうな様子で姿を現したソン・スンホン。「今日、無事に除隊できるように力をお貸しくださった神に感謝します。2年間の兵役中、隊員の安全のため気を使ってくださった大隊長と、苦楽を共にした戦友に、心から感謝します」とあいさつした。
さらに「2年経ちました。誰もが夢見るその日が来ましたが、情を通わせあった戦友たちと別れるので、うれしいだけの気持ちとはいきません。入隊するとき、大人気ない振る舞いでみなさんを失望させました。期待と愛が大きいかっただけに、失望も大きかったことでしょう」とこれまでの経緯と気持ちを説明した。
そして「入隊よりも(ファンを)傷つけたことのほうが心に重くのしかかりました。申し訳なくて、言葉も出ませんでした。遅くなりましたが、まじめに義務を遂行するのが許しを請う道だと思いました」と入隊当時の心境を口にした。
「入隊したのは僕の人生で大きな幸運でした。男は軍隊に行かなければならないという言葉を、心から理解できるようになりました。この思い出が僕の人生の大きな財産になり、前よりも成長するきっかけとなりました。今は本当の男に生まれ変わりました。しかし、すべて許されて、本分を尽くしたとは思いません。さらに模範的で成長した姿をお見せしたいです。疏外されている恵まれない人々と真心を分かちあい、生きていきます」と覚悟を語った。
ソン・スンホンは言葉に詰まり、しばらく間を置いてから「この瞬間にも大韓民国のため黙々と国防の義務を果たしている国軍将兵に、本当に誇らしくご苦労様と伝えたいです」と、しばし涙ぐんだ。
約10分間、あいさつしたソン・スンホン。当初はファンと歓迎会を行う予定だったが、ファンがあまりにも大勢集まったため、所属事務所の用意した車に乗り、すぐに出発した。
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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