「美容整形手術を受けた」とメディアにカミングアウトする芸能人が増えている。歌手イ・アン、イ・ジヘ、チョン・ヘビン、タレントのヤン・ミラ…。これはハリウッドでも珍しい現象だ。「天然美人」がより価値があると信じられているからだ。
昨今の相次ぐ芸能人の美容整形告白について、ジェヒョン美容整形外科のパク・ジェヒョン院長は「時代の流れに伴う価値観の変化と共に、美の観点が多様化していることを物語る現象」..
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「美容整形手術を受けた」とメディアにカミングアウトする芸能人が増えている。歌手イ・アン、イ・ジヘ、チョン・ヘビン、タレントのヤン・ミラ…。これはハリウッドでも珍しい現象だ。「天然美人」がより価値があると信じられているからだ。
昨今の相次ぐ芸能人の美容整形告白について、ジェヒョン美容整形外科のパク・ジェヒョン院長は「時代の流れに伴う価値観の変化と共に、美の観点が多様化していることを物語る現象」と解釈した。
最近「テンジャン女(贅沢で見栄っ張りな女性)」として描写される若者たちの姿でも分かるように、「忍耐が美徳」という儒教的な価値観はほとんどなくなっている。手術をしてでも美しくなりたい欲望と、これを否定する社会的価値観がぶつかったとき、若者たちは悩むことなく、自分の欲望をカミングアウトしてしまうという説明だ。
パク院長はまた「二重の目、高い鼻、細い足も良いが、真の美しさは『内面の美しさ』と『能力』からにじみ出るものという事実を芸能人が代弁している」とし、「美容整形のカミングアウトは結局、人の視線を意識せず、自我の美しさを探そうという試みであると解釈される」と話した。
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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