『韓半島』の監督に聞く「観客のレベルを低く見すぎでは?」

2006/07/02 17:47

 カン・ウソク監督の15作目の映画『韓半島』が遂にベールを脱いだ。「興行勝負師」と呼ばれるカン監督が製作コスト96億ウォン(約11億6000万円)を注いだこの話題作は、ふたを開けてみると激しい非難を呼びそうな予感だ。非難の核心は「民族主義の商業化」だ。  『韓半島』は統一を前提とした南北縦断鉄道・京義線開通に日本が「絶対不可」を宣言することから始まる。100年前の大韓帝国との条約文を根拠に、京義..

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