【レビュー】ハン・ソッキュ主演の時代劇映画『淫乱書生』

2006/02/25 07:10

 特定の作品を展開の過程によって3~4箇所に分けて取り上げることは妥当なことではないかも知れない。一本の映画は自らのリズムと生命力を持っている一種の有機体だからだ。それにもかかわらず序盤と中盤、そして後半に区分すれば、 まさにその美学的過程が正解のように導き出される『淫乱書生』を他の方式で評するのは容易くない。この映画は演壇に初めて上がった後、緊張して手探りをしながら自分の能力を活かして立て板に水..

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