ソウル新村・現代(ヒョンデ)デパート裏の食べ物横丁の一角にある豚足専門店「プルジョクスニ」。 　韓国でよく目にするスライスした燻製豚足とは違い、カルビのように骨についた肉にかぶりつくという変わった調理法の店だ。 　メインメニューの「ヤンニョム豚足(写真)」は辛い味付けに女性好みの甘さを加え、食べれば食べる程あとをひく美味しさ。秘訣はコチュジャンと玉ねぎ、ニンニクなどの基本材料に月桂樹の葉など..

　ソウル新村・現代(ヒョンデ)デパート裏の食べ物横丁の一角にある豚足専門店「プルジョクスニ」。 　韓国でよく目にするスライスした燻製豚足とは違い、カルビのように骨についた肉にかぶりつくという変わった調理法の店だ。 　メインメニューの「ヤンニョム豚足(写真)」は辛い味付けに女性好みの甘さを加え、食べれば食べる程あとをひく美味しさ。秘訣はコチュジャンと玉ねぎ、ニンニクなどの基本材料に月桂樹の葉など7種のスパイスをきかせているという点。青唐辛子をたっぷり入れ、口の中がヒリヒリする程の辛さでこれまでのとは全く違う豚足を味を体験できる。 　作り方は豚足を煮た後、丸1日乾かし、お肌によいゼラチン成分が最高の状態になった時、炭火で軽く焼く。そして最後に再び鉄板で軽く焼いてから顧客のテーブルへ。コリコリした皮と柔らかい肉が口の中でとけるような美味しさだ。 　この料理のもうひとつの特徴は、熱い時よりも冷めてからの方が歯ごたえがあり、美味しくなるということ。ソジュ(韓国の焼酎)をゆっくり飲みながら、長い時間をかけて食べても料理の美味しさがいつまでも続くということ。 　人口調味料は一切使用せず、韓国産の天然材料だけを使っているため、全体的にさっぱりした味わい。その上、豚の足でありながら脂肪分が少なく、女性の健康ダイエット食品としても人気があるという。 　ヘルシー豚足の店として口コミで広がり、最近はテレビでも紹介されたとか。 　味付け豚足を注文すると昆布で出汁をとった大根たっぷりの韓国式おでんがついてくる。4人基準で1万500ウォン。2人基準で1万2000ウォンだ。好みによって少々辛めの「知らないよ」、凄まじく辛い「責任取れないよ」の2つから選ぶことができる。牛のモツに煮たニンニクが丸ごと入った「ニンニク牛モツ」(2人基準2万ウォン)も人気メニューのひとつだ。(02)336-9076

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

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