「悪い男」への変身を遂げた俳優、キム・スンウが「適役だ」との監督の評価に「自分は映画みたいに無鉄砲には生きてはこなかった」と豪快に笑った。
キム・スンウは15日、釜山パラダイスホテル2階のカプリルームで開かれた映画『会いたい顔』(キム・ヘゴン監督、グッドプレイヤー制作)の制作報告会に出席した。キム・スンウと親しい俳優兼脚本家のキム・ヘゴン氏が初監督する『会いたい顔』はヒモのチンピラ男と居酒屋..
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「悪い男」への変身を遂げた俳優、キム・スンウが「適役だ」との監督の評価に「自分は映画みたいに無鉄砲には生きてはこなかった」と豪快に笑った。
キム・スンウは15日、釜山パラダイスホテル2階のカプリルームで開かれた映画『会いたい顔』(キム・ヘゴン監督、グッドプレイヤー制作)の制作報告会に出席した。キム・スンウと親しい俳優兼脚本家のキム・ヘゴン氏が初監督する『会いたい顔』はヒモのチンピラ男と居酒屋で働く女の激しい愛と別離を描いた作品。
キム・スンウは母親が営む食堂で暇つぶし程度に働く優柔不断なヨンウン役。結婚を約束した女ができても食堂に客として来る居酒屋で働く女との愛も断つことができないという利己的な愛を描いた。1990年の映画『将軍の息子』のオーディションでキム・スンウと知り合ったキム・ヘゴン監督は、「キム・スンウは適役」と言って満足げだった。
しかしキム・スンウは「映画みたいにあんなに無鉄砲に生きてはこなかった」と強調する。友達と楽しげに遊ぶ面は実際の姿とも同じだが、利己的な愛し方は自分とは違う、と。「ヨンウンの徹底した二重生活や女性関係の設定は監督と何回も話をして作っり上げた」と説明している。
ほとんどの撮影が釜山で行なわれた『会いたい顔』はこれといった長所もないヒモに変身したキム・スンウと人生土壇場の居酒屋女を演じるチャン・ジニョンの息が合った演技が期待できる映画。現在90%以上撮影が終わり、今月末のクランクアップを控えている。
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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