【レビュー】『恋人』、目が眩む100分間の“溺れる愛”

2005/12/09 10:05

 1泊2日に凝縮した恋愛史、もしくは“溺れる愛”の記録。  『恋人』(8日公開)はこのように要約できる。監督の意図を好意的に解釈すると前者であるが、まるでプロモーションビデオの延長のような100分のイメージを消化した後の感想は、後者が支配的だ。  高層エレベーターの中で2人きりになった男(チョ・ドンヒョク)と女(成賢娥(ソン・ヒョナ))の目が合う。7年間つき合い関係がマンネリ化した恋人との結..

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