許秦豪監督(以下、許)=こんにちは、許秦豪(ホ・ジノ)です。4年前、映画『春の日は過ぎゆく』の公開で訪れてから また来られたことを嬉しく思います。今回公開します『外出』(日本タイトル:四月の雪)も、よろしくお願いします。
ペ・ヨンジュン(以下、ペ)=(中国語で)こんにちは、ペ・ヨンジュンです。お久しぶりです。映画『外出』で許監督と一緒に訪問できたことを、とても嬉しく思います。
-映画紹介及びキ..
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許秦豪監督(以下、許)=こんにちは、許秦豪(ホ・ジノ)です。4年前、映画『春の日は過ぎゆく』の公開で訪れてから また来られたことを嬉しく思います。今回公開します『外出』(日本タイトル:四月の雪)も、よろしくお願いします。
ペ・ヨンジュン(以下、ペ)=(中国語で)こんにちは、ペ・ヨンジュンです。お久しぶりです。映画『外出』で許監督と一緒に訪問できたことを、とても嬉しく思います。
-映画紹介及びキャスティングについて。
▲許=ペ・ヨンジュンさんは繊細で優しいが、強い面も備え持つ印象的な俳優だった。ぜひ一度一緒に仕事をしてみたいと思ったが、期待以上に良い面を発見でき、とても嬉しく思う。
-『外出』を選んだ理由は?
▲ペ=許監督への信頼から選んだ作品だった。作業をする上で私とはスタイルが違うが、それに魅力を感じたようだ。撮影の前に最大限準備して仕事に臨む私とは違い、監督は現場の状況の感じをそのまま生かす方だ。
-『外出』を撮影する上で心構えは? 演技の信念があるとすれば?
▲ペ=他の作品とは違い、事前に計算したり準備せず、その瞬間の感情に入り込めるよう努力した。『外出』は俳優として必ずやりこなさなければならない、運命のような作品だと思う。
演技の信念は、毎時、最善を尽くすことだ。インタビューをしている今この瞬間も最善を尽くしたい。
-台湾の監督や俳優と仕事をしてみたいとは思わないか。
▲ペ=今すぐではないが、いつか必ずやってみたい。多くの準備が必要だろう。このような作業はアジア文化交流のために必ず必要な作業だと思う。韓流という名前で現在はあまりにも一方的な流れとして受け止められているようだが、より良い文化交流のために、双方向で行われるべきだと考える。今より活発な共同作業が行われることを期待したい。
-あと10日もすれば誕生日だが、願い事があるとすれば?
▲ペ=まず、『外出』はアジア同時公開だが、韓流のひとつとしてではなく、より活性化した文化交流のための触媒としての役目を果たせたらと思う。そういった意味で、『外出』が良い評価を受けてほしい。そして病にかかり、闘病中の方々に早く元気になってもらいたい。自分も今よりもっと健康になって、良いことをもっとたくさんできたらと思う。
-『外出』は不倫がテーマだが、どう思うか。
▲ペ=倦怠の反作用としての不倫は、確かにやってはいけないと思う。しかし、『外出』を撮影しながら、愛にはいろんな形があるのだと思うようになった。個人的には、長く一緒にいられる、最後の恋をしたいと思う。
-涙の演技が非常に印象的だった。本人は演技しながらどうだったのか。
▲ぺ=その状況の感情に入り込めば涙が出る。演技する上で、真実でない、嘘の涙はなかった。特に、『外出』ではその瞬間、自分がインスという人物になりきらなければならなかったため、心情的にとても辛かった。
今回の作品で涙の演技をする上で、監督の仰った「必ずしも泣かなくても、その感情に没頭すれば、観客に悲しみが伝わるはず」という言葉が一番記憶に残る。
-監督の思うペ・ヨンジュンはどんな俳優か。
▲許=とてもまじめで正直な俳優だ。とても纎細で、監督の私よりディテールな部分に気づくことが多かった。『外出』でペ・ヨンジュンは素直な演技を見せてくれたと思う。それは演技の技術やテクニックではなく、本当にその人物になって、涙を流したということだ。撮影しながら、私が悲しくなる位だった。.
-俳優は撮影が終わった後も、キャラクターから抜け出せない人が多いと聞くが、ペ・ヨンジュンさんはどうか。
▲ペ=キャラクターから抜け出せないのではないが、『外出』の公開後、他の作品に入るまで、ずっと頭から離れないと思う。『外出』の最後の撮影が終わった日、本当に淋しかった。なぜか、まだ話したいことがたくさん残っている気分だった。撮影も、もっと続けなければならないような気持ちだった。最後の撮影の日、高速道路で監督と無言で長く立ち尽くしていたのを覚えている。
-最後にあいさつを。
▲ぺ=家族の皆さん、お元気でしょうか。また、台湾を訪問すると約束しましたが、遅すぎたのではないか、申し訳ない気持ちです。初めて台湾でお会いした時のその暖かな気持ちを、いつまでも忘れません。
▲許=『外出』を愛してくださって、ありがとうございます。
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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