「最後という気持ちで…どうか私をお許しください」
2001年11月の麻薬事件で芸能界を去ったタレントのファン・スジョンが「今は本当に最後という気持ちで活動を再開したい。どうか皆さんに私を許して頂けたらと願っている」と心境を語った。
カムバックを控えたファン・スジョンは『女性朝鮮』6月号に送った電子メールで「最悪の事件で芸能界を去って苦渋の日々を過ごしてからもう4年が経ったが、今も慎重でい..
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「最後という気持ちで…どうか私をお許しください」
2001年11月の麻薬事件で芸能界を去ったタレントのファン・スジョンが「今は本当に最後という気持ちで活動を再開したい。どうか皆さんに私を許して頂けたらと願っている」と心境を語った。
カムバックを控えたファン・スジョンは『女性朝鮮』6月号に送った電子メールで「最悪の事件で芸能界を去って苦渋の日々を過ごしてからもう4年が経ったが、今も慎重でいる。ファンの皆さんを大きく失望させたという自責感はまだあるが、これからは後悔のない人生を歩んで行きたいと思う」と寄せた。
ファン・スジョンは「まだ具体的な活動計画は立っていないが、知人たちに会ってドラマと映画出演について相談する予定」としながら、「皆さんからお許しを受け、再びカメラの前に立つことさえ出来れば、これ以上望むことはない。私にもう一度だけ機会を与えて欲しい。本当に一生懸命やりたい」と電子メールを通じて訴えた。
ファン・スジョンは電子メールで「これまで皆さんに再びお会いする勇気が本当に出なくて永遠に活動を再開せずに静かに生きて行こうとも思ったが、成し遂げることが出来なかった演技に対する未練を捨てることが本当に辛かった。一時期はドラマのことを考えすぎると心配してテレビをまったくつけなかった時もあった」と打ち明けた。
彼女は「あの事件から本当に辛い時間を過ごした。それでも皆さんの愛情に感謝することも出来ず、無茶な生き方をしてきた自分自身を振り返ることが出来、本当に多くを反省した」と続けた。
また「友人にも会わず、いつも家で一人で自分の人生を振り返えながらボランティアにも目を向けた。障害者の方々のお世話をしながら、本当の愛とは何かを知ることが出来た。もし皆さんが私を認めて再び受け入れて下さるのであれば、自分よりも先ず身近な人を愛することが出来ると思う」とした。
同誌によればファン・スジョンはこれまでメディアの前にまったく姿を現わさなかった。伝えられていたのは昨年夏まで京畿道(キョンギド)・河南(ハナム)の障害者福祉施設で定期的にボランティアをしていたのがすべて。
最近、弟がいる米国に行って来たこと以外は外出を控えている。彼女のマネージャーは「復帰を控えてフィットネスクラブで定期的に体を動かし、肌のマッサージを受けるなどの準備をしているが、それ以外の活動は特にしていない」と語ったと同誌は伝えた。
ファン・スジョンの所属事務所イェダンエンターテインメントは5月8日、「近日中にカムバックについての公式発表を行う予定」と明らかにした。この3年6か月の間にファン・スジョンは何度かカムバックの計画を立てたが、世論の激しい非難などによって諦めざるを得なかった。しかし、今回は所属事務所側が初めて具体的なカムバック計画について言及しており、注目を集めていると同誌は伝えた。
一方、女性朝鮮は「現在、香港でドラマ『許浚』の人気がますます高まっており、イェジン役を演じたファン・スジョンに対する関心も高まっている。5月2日から香港TVBを通じて毎晩放送されている『許浚』の第一週視聴率が25%以上を記録した」と伝えた。
女性朝鮮によればファン・スジョンは既に香港メディアから何度かインタビューのオファーを受けるなど、現地での人気を肌で感じる水準だという。しかし、ファン・スジョンはまだ韓国芸能界に正式復帰したわけではなく、慎重な態度を見せていると女性朝鮮は伝えた。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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