韓流スター李炳憲(イ・ビョンホン)の写真集を日本の歴史歪曲教科書を出版した扶桑社が出版して数十億ウォンの収益を上げていたことが分かった。
こうした事実はKBSテレビの『時事トゥナイト』が25日に報道して明らかになった。
『時事トゥナイト』によれば、李炳憲写真集の日本での版権を持つポニーキャニオンは扶桑社の親会社であるフジサンケイグループの会社で、写真集をはじめ李炳憲が主演した映画『甘い..
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韓流スター李炳憲(イ・ビョンホン)の写真集を日本の歴史歪曲教科書を出版した扶桑社が出版して数十億ウォンの収益を上げていたことが分かった。
こうした事実はKBSテレビの『時事トゥナイト』が25日に報道して明らかになった。
『時事トゥナイト』によれば、李炳憲写真集の日本での版権を持つポニーキャニオンは扶桑社の親会社であるフジサンケイグループの会社で、写真集をはじめ李炳憲が主演した映画『甘い人生』の写真集と小説も扶桑社を通じて出版している。
日本で取材を行った同番組のイ・ガンテクディレクターは「はじめは知人が知らせてくれ、こうした事実を知るようになった。扶桑社は韓国や中国の歴史を深刻に歪曲した教科書を出版しておきながら、一方では李炳憲の写真集を出版して約48億ウォンの莫大な利益を上げる二重の態度を見せている」とし、「日本国内でもこうした扶桑社の態度を批判する声が高まっている」と話した。
この報道によって李炳憲の所属事務所と映画配給会社がこうした事実を知りながら黙認していたのではないかという疑惑を招いている。
しかし、李炳憲の所属事務所と映画配給会社は、こうした事実は後になって分かるようになったと明らかにしている。プレーヤーエンターテインメントの関係者は「写真集はすでに昨年5月に契約したものだ。映画と関係する権限は配給会社側が握っており、これを事前に知ることが出来なかった」とし、「後に写真集の出版社が扶桑社であることを知って抗議した」と説明した。
イ・ガンテクディレクターは「今回の報道は李炳憲個人の問題というよりは、韓流ブームが日本の右翼に利用されることがないよう、所属事務所側の慎重な意思決定を促すことに重点を置いている」と話した。
『時事トゥナイト』は扶桑社の反応を見ながら継続して取材を行う予定だ。
『スポーツ朝鮮/イ・ジョンヒョク記者 jjangga@sportschosun.com 』
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