「誰かが私の名前を呼べば、隠れようとしていた/だけど、今は私が言ってあげる/いまさら自分の中に隠れる理由なんかない/帰ってくるな、私が駆けつける」
3月、デビューを控え、音楽作業に余念がない3人組グループ「レイディ」の歌「My way」の一部だ。驚くことにこの美女三銃士はすべてトランスジェンダー女性たちだ。
3人は、「社会的マイノリティで起伏の多い人生を生きてきた。胸の中での話を歌で堂々..
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「誰かが私の名前を呼べば、隠れようとしていた/だけど、今は私が言ってあげる/いまさら自分の中に隠れる理由なんかない/帰ってくるな、私が駆けつける」
3月、デビューを控え、音楽作業に余念がない3人組グループ「レイディ」の歌「My way」の一部だ。驚くことにこの美女三銃士はすべてトランスジェンダー女性たちだ。
3人は、「社会的マイノリティで起伏の多い人生を生きてきた。胸の中での話を歌で堂々と世の中に打ち明けたかった」としている。「自分の中に隠れる理由なんかない」という歌詞のように。
チームのリーダー、シネ(28)はチョPDのミューニックビデオに出演も果たしたモデル出身。シハラ(24)は2003年バンコクで開かれた世界トランスジェンダー美人大会で4位となった「国際公認美人」だ。ラップを担当する末っ子のビヌ(21)は曲「My way」を制作した才能豊かなアーチストだ。
3人はすべて男性と女性という壁の間で悩みさまよう歳月を過ごした。
ビヌは高校1年の時、「女みたいな男」という周囲の驚きに学校を辞めざるを得なかった。シハラも大学を1年で辞めている。内面は明らかに女性だが、男性らしさを強要された「地獄のような歳月」を送った末、3人は性転換手術を受けた。そして3人は芸能事務所のオーディションを通じグループ結成した。
「トランスジェンダーであることを世間に公開することは非常にためらいました。家族たちの目もあったし。だけれど、そうであるほど堂々としなければと思いました。私たちが一生懸命生きる姿を見せることで、同じ境遇にある人たちに勇気を与えられるじゃないですか」
3人は、「私たちが本当にもらいたいものは「人気」や「お金」よりも「自分の周りにこういった人たちがいるんだ。自分と変わらない」という世間の理解と激励だと話す。
「ハリスさんの例が勇気をくれたけど、まだ周囲の視線は暖かくはないというのを感じます。それでも一旦スタートしたので、ベストを尽くして確かな軌跡を残したいです」
3人は最近、合宿まで行い、猛トレーニングに励んでいる。朝6時に起きたり、歌やダンスの練習、ヨガ、ジムとぎっしり詰まった日程を終えるのは真夜中。しかし部隊に立った時、集まる視線を思うと、寝る間も惜しいほどだという。日陰から3人は世の中の表舞台に飛び出そうとしている。
オク・チュリム記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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