朴賛郁(パク・チャヌク)監督が『復讐は我がもの』(日本タイトル『復讐者に憐れみを』)、『オールド・ボーイ』に続く復讐シリーズの第3弾となる完結版『親切なクムジャさん』に女優の李英愛(イ・ヨンエ)を抜擢した。
ドラマ『大長今』のプロモーションのために台湾を訪れている李英愛のマネージャーを務めるイ・ジュヨル氏は27日、本紙との電話インタビューで「朴監督がカンヌから帰国後、『親切なクムジャさん』へ..
続き読む
朴賛郁(パク・チャヌク)監督が『復讐は我がもの』(日本タイトル『復讐者に憐れみを』)、『オールド・ボーイ』に続く復讐シリーズの第3弾となる完結版『親切なクムジャさん』に女優の李英愛(イ・ヨンエ)を抜擢した。
ドラマ『大長今』のプロモーションのために台湾を訪れている李英愛のマネージャーを務めるイ・ジュヨル氏は27日、本紙との電話インタビューで「朴監督がカンヌから帰国後、『親切なクムジャさん』への出演が決定した」と明らかにした。
朴監督は先月初めに實p愛と会った際に出演のオファーを出し、今月13日のカンヌ出発までに何度か会って人物設定に対する意見調整を行ってきた。
男性を主人公にした前作2本の復讐劇とは異なり、30代初めの女性が復讐の恨みを晴らす今回の映画に李英愛を抜擢することになったのは、意外性を狙った朴監督の戦略。
ドラマ『大長今』で演じた長今(チャングム)と同様に好印象のイメージを持つ李英愛が復讐の化身として登場すること自体が破格で、ファンにも新鮮な衝撃を与えられるため。
そして何よりもの抜擢理由は、宋康昊(ソン・ガンホ)や崔岷植(チェ・ミンシク)のように1本の映画を最初から最後までを一人で導くことができる李英愛の演技力に対する信頼によるものだった。
朴監督は崔岷植を『オールド・ボーイ』に抜擢した後、彼に最も相応しいシナリオを書き上げたように、今回も李英愛に最も合ったシナリオを作成する。
『親切なクムジャさん』は11月にクランクインし、来年5月に開催される第58回カンヌ国際映画祭に合わせて公開される予定だ。
一方、李英愛の出演料は公開されなかったが、制作費の調逹が容易でなかった『オールド・ボーイ』で崔岷植が手にした3億5000万ウォンよりも多いと伝えられた。
スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者
スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com