グルメな人はこの季節になるとワタリガニに食指が動くはずだ。
ワタリガニは4~6月の産卵を前に旬を迎える。そのまま蒸して味わってもよし、ピリ辛に味付けして食べてもよし。ケジャン(ワタリガニの辛口味噌漬け)は最高のご飯の友だ。西海岸まで行く暇のない人は、ここで味わってはいかがだろう。
▲チョウォン・ヘムルジプ
ソウル・江南(カンナム)区・清潭(チョンダム)洞のリベラホテルの向かいにある「チ..
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グルメな人はこの季節になるとワタリガニに食指が動くはずだ。
ワタリガニは4~6月の産卵を前に旬を迎える。そのまま蒸して味わってもよし、ピリ辛に味付けして食べてもよし。ケジャン(ワタリガニの辛口味噌漬け)は最高のご飯の友だ。西海岸まで行く暇のない人は、ここで味わってはいかがだろう。
▲チョウォン・ヘムルジプ
ソウル・江南(カンナム)区・清潭(チョンダム)洞のリベラホテルの向かいにある「チョウォン・ヘムルジプ」はアンコウ、ワタリガニ、生スケトウダラ、タチウオなど海産物料理を専門にしているが、代表メニューは「コッケチム(ワタリガニ蒸し)」と「コッケボンボク(ワタリガニをモヤシなどの野菜と蒸し煮した料理)」だ。
「コッケチム」はワタリガニの淡白な味わいを楽しむ料理。「コッケボンボク」は豆モヤシ、セリなどと一緒にワタリガニをピリ辛に味付けしたものだ。いずれも6万ウォン(大)、7万ウォン(特大)。問い合わせ(02)549-6446。
▲プロカンジャンケジャン
ソウル・新沙(シンサ)駅周辺の新沙洞は「ワタリガニとアンコウ蒸し」の通りと呼ばれるほどに有名だ。ワタリガニとアンコウ蒸しを専門にする店が70年代末から立ち並ぶようになった。
蒸したてのワタリガニや「カンジャンケジャン(ワタリガニのしょうゆ漬け)」は食欲がない時でも食指が動く。
夏は少し濃くし、冬は薄めにするなど、季節によって味付けを変えるのが「プロカンジャンケジャン」のノウハウだ。
コッケチム6万ウォン(2匹)、カンジャンケジャン4万5000ウォン。問い合わせ(02)543-4126。
イ・ウンスク/Cookand編集長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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