『下流人生』の林権澤監督「時代に対する恨み描いた」

2004/05/12 17:51

 1950年代後半、自由党末期の混乱期から70年代初めの軍事政権の維新体制までの激動の時代で生き残るために汚れのない主人公が荒廃していく姿を通じて、林権澤(イム・グォンテク)監督は「現在を生きる私たちも『下流人生』の主人公のように自分の精神的荒廃を悟ることができずに生きているのかも知れない」という言葉でインタビューを始めた。  時代が時代だけに多少は野性的で暴力的に表現された場面もあるが、決して..

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