最近、日本の世界的ミュージシャンである坂本龍一のアルバムに韓国語のラップで参加したMC.Sniperが、3rdアルバム『Be In Deep Grief』をリリースした。
過去にリリースした2枚のアルバムで収録曲のほとんどが放送不可判定を受けるなど、過激な歌詞を手がけてきたMC.Sniper(25)は、一転してニューアルバムではその勢いを弱めた。
もちろん何曲かはオンエアの難しい毒気のあ..
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最近、日本の世界的ミュージシャンである坂本龍一のアルバムに韓国語のラップで参加したMC.Sniperが、3rdアルバム『Be In Deep Grief』をリリースした。
過去にリリースした2枚のアルバムで収録曲のほとんどが放送不可判定を受けるなど、過激な歌詞を手がけてきたMC.Sniper(25)は、一転してニューアルバムではその勢いを弱めた。
もちろん何曲かはオンエアの難しい毒気のある曲だ。MC.Sniperは以前のインタビュ[で「放送禁止でも1stも2ndアルバムもかなり売れたので心配はしていない」と笑ってみせた。
シニカルな歌詞でソウル駅のホームレスを素材に社会を痛烈に批判した『ソウルステーション』、コピー文化やオリジナリティーのないラッパーを正面から批判した『4本のM.I.C』…。それでも罵倒が多かった過去のアルバムに比べれば、かなり角が取れた印象を受ける。
リード・トラックの『Gloomy Sunday』は、映画『暗い日曜日』を通じて「自殺したくなる歌」として有名になった『Gloomy Sunday』をサンプリングしている。叙情的な弦楽の演奏にMC.Sniperのパワフルなラップが絡み合う。MC.Sniperは『I Say』でジャズのメロディーにラップを乗せる新たな試みに挑んだ。
『同行』では実力派女性シンガーのBMKが、MC.Sniperのラップと巧みにシンクロして圧倒的な歌声を披露している。『Skill N Message』では新人女性ラッパーの「Yesoul」とコラボレーションしてパワフルな曲を展開している。
韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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