一際目立って容姿が整っていてコメディーとは距離感があるように見える。幼稚な行動をするわけでもない。おかしな話し方もしない。
しかし、鄭俊浩(チョン・ジュノ)がコメディー映画に出演すれば人々は喜ぶ。31日公開の映画『東海の水と白頭山』(監督:アン・ジヌ、共同制作:映画社セム、チュモニフィルム)は、俳優としての鄭俊浩の高い価値を再確認させてくれる映画だ。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)海軍..
続き読む
一際目立って容姿が整っていてコメディーとは距離感があるように見える。幼稚な行動をするわけでもない。おかしな話し方もしない。
しかし、鄭俊浩(チョン・ジュノ)がコメディー映画に出演すれば人々は喜ぶ。31日公開の映画『東海の水と白頭山』(監督:アン・ジヌ、共同制作:映画社セム、チュモニフィルム)は、俳優としての鄭俊浩の高い価値を再確認させてくれる映画だ。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)海軍将校のチェ・ペクトゥ。整ったルックスと貴公子的な雰囲気がむしろ英国提督に相応しい。
礼儀正しさと強さを兼ね備えた“イケメン将校”が、実際の北朝鮮にどのぐらい存在するだろうか?しかし、こうした矛盾したキャラクターであるほど鄭俊浩とぴったり合う。
「7000万人の同胞が一緒に共感しながら観られる意味ある映画だと思います。二つ返事で出演を決めました」
シナリオに目を通すと北朝鮮を隣近所のように考える最近の若い世代の北朝鮮観がいきいきと反影された映画だった。主人公が浜辺できつい北朝鮮訛りを使って話すが、朝鮮族と思われるだけで苦笑する場面もある。
決してお笑い的な要素は多くないが、鄭俊浩が主演したコメディー映画は常に愉快で爆笑の要素を含んでいた。『頭師父一体』や『家門の栄光』も同様だった。
「実に不思議です。ラブストーリーとコメディーだったら、コメディー映画の方が似合いそうにもないのですが、おかしなことにいつもヒットするのはコメディーなんです」
鄭俊浩は『頭師父一体』に出演してからは、より肩の力を抜いて演技したことが効を奏したのではと語った。
鄭俊浩は新年には『リービング・ラスベガス』のようなヒューマン映画や観客全員が感動できるような映画に挑戦する。
スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者
スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com