来年退官する宗教学の草分け鄭鎮弘教授

2002/12/24 19:21

 宗教現象を学問の対象にして、本格的な研究を始めた国内第1世代の宗教学者、鄭鎮弘(チョン・ジンフン/65)ソウル大教授が来年2月に定年退職する。鄭教授は信仰の対象としてのみ理解されていた宗教に文学的なレベルで接近し、宗教を公的な議論の場に引き出した代表的な学者だ。  「講義を終えると、私のところに来て教授の魂のために祈ります、という学生がいました。宗教学は学界と宗教界にとって“スキャンダル”(鄭..

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