陳徳奎教授「理念の過剰が事大主義を作り出した」

2002/12/06 18:30

 韓国の現代政治史を専攻した陳徳奎(チン・ドクギュ/64)梨花(イファ)女子大学教授は、30~40代にとっては80年代の必読書『開放戦後史の認識』の筆者として記憶されている。  彼の書いた論文『米軍政の政治史的認識』は、植民支配から開放された直後、米国の役割と現代史に対する批判的認識を拡大するのに重要な役割を果した。  そんな彼が、三国時代以前の古代部族社会から朝鮮時代の政治史までを扱った『韓..

続き読む