仁寺洞に足跡を残す在日建築家・伊丹潤氏

2002/09/05 19:58

 在日同胞の建築家、伊丹潤(65)氏が4日午後、ソウル仁寺(インサ)洞に足を運んだ。通りを歩いていた彼は、常連の古美術の店に立ち寄り、お茶を飲んだ。伊丹氏は近く、韓国の代表的な伝統通りである仁寺洞に自分の足跡を残す。彼の建築の魂を込めた「画廊 学古斎(ハッコジェ)」は、早ければ来年2月、その姿を現す。敷地面積70坪余り。地下1階、地上4階の建物。この小規模の建物がソウルの伝統通りの象徴である仁寺洞..

続き読む