花を利用した餅とお茶‘春の精進料理紀行’

2002/05/01 23:19

 慶尚(キョンサン)南道にある双磎寺(サンゲサ)の僧侶たちにとって春は周辺の植物が食材になります。  気候があたたかくなる頃、椿で花煎(ファジョン)を焼き、雀舌(ジャクソル)茶や梅や桜の花びらをのせてお茶を楽しむのでその味と香りは逸品です。  トンベックファジョン(椿の花煎)は昔から南道(ナムド)の珍味として親しまれてきた料理です。色が濃く華やかな花は毒性があるとして避けられていましたが、椿だ..

続き読む