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韓国のストレートネック患者254万人、新たな「国民病」に
仕事帰りに地下鉄で周囲を見渡すと、多くの人が視線を下に向け、手元のスマートフォンを見るために頭部が肩より前に突き出している。いわゆる「ストレートネック」が日常と化している風景だ。 健康保険審査評価院の医療統計ビッグデータによると、2024年にストレートネックで医療機関を受診した患者はおよそ254万2000人に上る。4年前より約30万人増加した。ストレートネックはいまや新国民病とも言われている。▶「空腹時にバターを食べるとがんが消える」 最近流行の健康法、実際の効果は?
正常な首の骨(頸椎)は緩やかな「C字」曲線を描いている。しかし、頭部を前に突き出す姿勢が固定されると、頸椎が真っすぐな一字首になり、その後逆C字型へと変形しやすい。そうなると、頭の重さを支える負担が首の後ろの筋肉や靭帯に集中し、長期的には「頸椎椎間板ヘルニア」につながりやすくなる。頸椎椎間板ヘルニア患者は、スマートフォンが普及し始めた2007年には57万人だったが、2024年にはおよそ97万人に増加した。また、ストレートネックによる痛みは首だけにとどまらない。肩が内側に丸まることで肩甲骨周辺の筋肉が緊張し、胸椎(背中)まで固まってしまう。
ストレートネックの国民病化現象が起きているのは、スマートフォンやノートパソコンでの作業など、うつむく時間が急増したためだ。さらに、座っている時間の増加も拍車を掛ける。ノートパソコンは画面の位置が低いため、自然と頭が下がる。さらにソファやベッドで作業する習慣まで重なると、首は曲がり、肩は丸まり、背中も丸くなる。 ストレートネックを改善するには、日常生活でうつむく姿勢を避け、あごを引いて頸椎が前に出ないよう、肩の上に頭が乗っている姿勢を維持しなければならない。スマートフォンの画面はできるだけ目線の高さまで上げて見るようにし、ノートパソコンもスタンドを用いて画面を高くして使うのが望ましい。 ストレートネックの改善と予防のためには、首と肩のリセット・ストレッチ、すなわち頸椎と肩を同時に後ろに反らす運動が推奨される。これまで、ストレートネックのために首を後ろに反らすマッケンジー・ストレッチが勧められてきたが、これに肩を反らして左右の肩甲骨を引き寄せ、胸椎を前に広げる運動を合わせることで、より高い改善効果が得られる〈図参照〉。 ソウル大学医学部リハビリテーション医学科のリュ・ジュソク教授のチームが学術誌に発表した論文によると、頸椎のCカーブが消失した人(平均年齢48歳)を対象に、頸椎と肩を同時に後ろに反らす運動をさせた結果、6-8週間後にはX線上で頸椎の整列が矯正され、首の痛みも明らかに改善したことが分かった。
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