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「李舜臣と世宗大王を結び付け、BTSの衣装に英雄・戦士のイメージを込めた」
ソウル市内の光化門広場で21日開催された「BTS THE COMEBACK LIVE|ARIRANG」のステージ衣装を担当した韓国のブランド「SONGZIO」のクリエイティブ・ディレクター、ソン・ジェウが本紙のインタビューに対し、「今回のコラボは、防弾少年団(BTS)のメンバーたちが韓国的なものを強調できたらうれしいという強い意向を示したことで実現した」と打ち明けた。【写真】
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また、ソン・ジェウは「今回のアルバム『ARIRANG』は韓国的な情緒を代弁しており、また光化門という歴史的な空間がステージになるため、自分たちの感受性をうまく伝達することができる韓国のデザイナーとコラボしたいという意見を伝えてきた」と説明した。 ソン・ジェウはデザイナーの父親ソン・ジオの後を継いでブランドを率いており、パリ・ファッションウィークなど世界的な舞台でショーを披露してきた。昨年はフランス・パリにフラッグシップストアを、今年は米国ニューヨークにもフラッグシップストアをオープンするなど、「Kファッション」のトップランナーとしての役割も担っている。
公演の2カ月ほど前から始まった今回のプロジェクトをめぐり、ソン・ジェウが防弾少年団の所属事務所から提示されたテーマは「歌い手」だった。「世界中にわれわれの声を伝える現代的な『歌い手』としての姿が反映されたらうれしいとおっしゃっていた。生地からズボンやトップスの形、さまざまな飾りに至るまで、韓服(韓国の伝統衣装)からインスピレーションを得たスタイルを応用した」。ステージの背景には光化門や景福宮が主な文化的要素として使われるということを考え、謙斎・鄭ソン(チョン・ソン)の「仁王霽色図」からインスピレーションを得て、生地の模様として採用した。 「音楽的な鎧を身にまとった7人の戦士」という概念を基本として、メンバーたちの個性を生かすためにそれぞれ衣装のコンセプトを変えた。
リーダーのRMは英雄、JINは芸術家、SUGAは建築家、J-HOPEは歌い手、JIMINは詩人、Vは若様、JUNG KOOKは先駆者のイメージで表現した。 メンバーたちは「動くときに韓服・道袍(礼服)の裾を翻すようになめらかで躍動的に見えながらも、韓服の上品な感じを最大限生かせたらうれしい」という意見を何度も口にしていた。 房飾りや襟など細かい部分も、イメージ・スケッチを通じて意見を調整した。JUNG KOOKの場合、もともと白いシャルだったが、韓国的な筆遣いがあったらうれしいというアイデアを提案し、そのまま反映された。生地は韓国で製作されたものだ。綿や麻を活用し、手作業で進められた。 ソン・ジェウは「ワールドツアーに関しても現在、話し合っているところ」とした上で「もし製作することになったら、『ARIRANG』のロゴが乾坤坎離の4卦からインスピレーションを得ているように、太極旗(韓国の国旗)を再解釈した衣装をつくりたいと思っている」とコメントした。