韓国芸能事件簿
イ・ギョンシルの息子、懲罰房行きか…兵役中の卵の販売めぐり軍の監察受ける
【NEWSIS】女性お笑いタレントのイ・ギョンシルの息子で俳優のソン・ボスンが、兵役中の営利活動疑惑をめぐり軍の監察を受ける。 あるメディアが4日報じたところによると、国防部(省に相当)陸軍首都防衛司令部第52師団監察室は、ソン・ボスンの営利行為・副業禁止違反に関する通報を受け、調査を行っている。ソン・ボスンは7月から常勤予備役として服務しているが、オンライン・ショッピングモール「プレステージ」の代表を務めていた。イ・ギョンシルが手掛ける卵ブランド「ウアラン」を販売し、価格が高過ぎるとして物議をかもした。
軍法第16条(営利行為および副業禁止)によると、軍人は軍務以外の営利を目的とした業務に携わったり、ほかの職務を兼任することはできない、国防部長官の許可なしに営利活動を行うことはできず、違反すると懲戒や処罰を受ける可能性がある。常勤予備役も現役兵に準ずる懲戒規定が適用され、営利行為および副業禁止は軍紀教育隊(懲罰房)、休暇制限処分につながる恐れがある。 プレステージは先月26日に廃業した。「アートテクニック・ソウル体験館」でもウアランの販売を停止し、どこでも購入できない状況だ。イ・ギョンシルはソン・ボスンの営利活動疑惑をめぐり「後のことを考えて息子が入隊する前に代表として登録したが、まったく関係ないこと」とした上で「今までずっと投資してきたのであり、まだ利益を得ていない」とコメントした。 最近、ウアランは卵殻番号が4番なのにもかかわらず、1番(30個入りで1万5000ウォンー2万ウォン〈約1580-2100円〉)と同じくらいの価格で販売され、波紋を呼んだ。韓国国内で流通している卵には10桁の卵殻番号が記されており、最後の1桁は鶏の飼育環境を示している。食品医薬品安全処によると、卵殻番号1番は放し飼い、2は鶏舎内での平飼い、3番は改良型ケージ、4は従来型ケージを意味するという。4番は鶏1羽当たりに許容される空間の面積が0.05平方メートルで最も狭く、A4用紙1枚(0.062平方メートル)より小さいレベルだ。