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日本のバンド「スーパー登山部」に盗作疑惑、故キム・グァンソクの名曲に酷似
日本のバンド「スーパー登山部」に、故キム・グァンソクさんの代表曲「風が吹いてくる所」を盗作したのではないかという疑惑が浮上した。スーパー登山部は「知らなかった」として盗作を否定したが、曲全体があまりにも似ているという指摘がインターネットを中心に相次ぎ、物議をかもしている。 スーパー登山部は18日、ユーチューブ・チャンネルを通じ、「わたしたちの曲『山歩』について、多くのご指摘をいただき心から感謝申し上げる」とした上で「皆さんのコメントを見て初めてキム・グァンソクさんの『風が吹いてくる所』を聴いて、わたしたちも驚くほど部分的にメロディが似ていると感じた」とコメントした。
さらに「韓国でとても有名な曲らしいが、恥ずかしながら制作した当時はまだ知らず、山の中を歩くイメージで作曲したメロディが部分的に似ており、結果的に類似した曲を発表してしまったことを真摯に受け止めている」と主張した。 一部では、特定のフレーズではなく、曲の最初から最後まで『風が吹いてくる所』に似ているという点を指摘し、単なる偶然とは思えないとの声が相次いでいる。特にスーパー登山部の「山歩」は、2011年に女性デュオJ Rabbitがリメイクしたバージョンと導入部からそっくりなことから、「翻案曲ではないかと思った」という反応まである。 日本でも今回の騒動をめぐり、「恥ずかしい」という反応がみられる。「今からでもライセンス料を支払い、翻案曲であることを認めなければならない」「韓国の曲ととても似ている」「この程度ならリメイク曲」などの意見が寄せられている。 キム・グァンソクさんは1984年に「歌を探す人たち1」で知られるようになり、淡白で心に響く声でフォークソング・ブームをリードした伝説的な歌手だ。「風が吹いてくる所」のほかにも「愛してたけど」「愛という理由で」「二等兵の手紙」「30歳のころに」など数多くの名曲を生んだが、31歳の若さで亡くなった。