ソウル市竜山区の国立中央博物館展示室前の広場で、外国人学生らが長い列をつくって入館を待っている。/ニュース1

 韓国の若い世代の文化を直接体験しようとする人たちが増え、韓国国内のインスタント写真館、ネイルショップ、コインカラオケなどで外国人のカード利用件数が急増している。釜山、慶州、束草など、ソウル以外の地域でのカードの消費も増えている。 新韓カード・ビッグデータ研究所が昨年と今年1-7月の台湾、米国、日本、中国などからの観光客の韓国国内でのカード消費内訳を分析した結果、Kコンテンツや美容・医療関連の消費などが大幅に増えていることが分かった。【写真】国立中央博物館を訪れた金恵京・韓国大統領夫人とゴ・フオン・リー・ベトナム国家主席夫人

 韓国の20・30代が主に利用しているインスタント写真館・人生4カット(プリクラの一種)の場合、外国人観光客の今年1-7月の利用件数が昨年同期に比べ65%増え、ネイルショップは17%、カラオケは18%、インターネットカフェは36%増加した。 最近、K-POPアイドルを扱ったアニメーション作品『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』がヒットし、主な国立博物館への訪問件数も昨年に比べ37%増加している。 Kビューティーや医療観光も人気だ。台湾、米国、日本、中国からの観光客による今年の皮膚科および整形外科の利用件数は、昨年に比べそれぞれ11%、16%増えた。特に台湾(53%、55%)や中国(29%、25%)など、中華圏からの観光客の増加率が目立っていた。 OLIVE YOUNG(41%)、DAISO(18%)、コンビニエンスストア(29%)なども昨年に比べて利用件数が増え、韓国観光の必須コースに浮上している。 外国人観光客の消費がソウルに集中(60%以上)している中、地方での消費増加も目立っている。 昨年に比べ、今年外国人観光客の決済件数が最も増えた地域は釜山で、1年で39%増加したことが分かった。これは、同期間の外国人全体の決済増加率(28%)に比べ11ポイント高い。 カフェや飲食店、コンビニエンスストアなど、主な消費業種の利用件数の増加率は釜山、慶州、束草、春川などで高かった。特に束草のカフェ利用件数は70%増加し、春川、慶州、釜山などではカフェや飲食店の利用件数の増加率が36-40%と集計された。

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