韓国芸能事件簿
「特殊準強姦罪」で起訴のNCT元メンバー・テイル、一審で懲役3年6カ月判決
【NEWSIS】泥酔した外国人女性観光客に対して性的暴行を振るったとして起訴された男性アイドルグループNCT(エヌシーティー)の元メンバー、テイル(31)=本名:ムン・テイル)が一審で実刑判決を受けた。 ソウル中央地裁刑事合議第26部(裁判長:イ・ヒョンギョン部長判事)は10日、性暴力処罰法上の特殊準強姦(ごうかん)罪で起訴されたテイルに懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。さらに、40時間の性暴力治療プログラムの履修や、児童・青少年および障害者関連機関への就職制限5年間なども合わせて命じられた。【写真】
新譜の制作発表会に臨むNCT127
同地裁は共に起訴された共犯者2人にも懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡し、テイルを含めた3人を全員、法廷拘束した。 同地裁は「被告人らはこの事件での犯行を全て認めた。証拠に基づき、特殊準強姦罪は有罪と判断される」「被害者が酒に酔い、抵抗不能の状態である点を利用し、性的暴行を順次振るったもので、罪質は非常に良くない」と述べた。 ただし、「被告人たちは初犯で、犯行を全て認めている点、被害者と和解し、被害者が処罰を望んでいない点などを有利な情状として酌量減刑(法律上の減刑事由がなくとも、法律で定めた刑が犯罪の具体的な情状に照らして過重だと認められる場合に、裁判官の裁量によって刑を減軽すること)し、判決を下した」と説明した。 特殊準強姦罪は、2人以上が合同したり、凶器や危険物を使用したりして犯行に及んだ場合に適用され、有罪が認められれば7年以上の懲役または無期懲役に処される可能性がある。