韓国芸能事件簿
BLACKPINKジェニー、父親を名乗る男に勝訴 「出版物廃棄命令」
【NEWSIS】人気グループBLACKPINKメンバーのジェニーが、自分の父親を名乗る男を相手取って起こした出版物配布禁止請求訴訟で勝訴した。 18日に月刊誌「WOMAN SENSE」が報じたところによると、議政府地裁高陽支部は先月9日、「A被告がジェニーの実父であるという主張は虚偽とみるのが妥当」という判決を下した。【写真】
BLACKPINKジェニー、妖艶なランジェリールックでメットガラ・アフターパーティーに出席
裁判所は「A被告が原告ジェニーの実父だという主張を裏付ける資料は、被告の主張以外ないのに対し、原告ジェニーの家族関係証明書にA被告ではなく別人が父親として記録されている事実は明らかに認められる」と指摘した。 裁判所は、A被告と出版社B社に対して当該著書の廃棄を命令し、またA被告にメッセンジャー・アプリ「カカオトーク」のプロフィール写真などソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)個人アカウントでジェニーに関する内容に言及しないよう注文した。さらに、番組およびメディアのインタビューもできないと判示した。 ただし、今回の事件は財産権の侵害というより人格権(名誉権)の侵害に該当する事件だとして、仮執行の宣告や罰金刑は下さなかった。 ジェニーの実父詐称問題は、A氏が出版したAI小説が発端となった。当該書籍には、ジェニーは自分の娘だという主張が含まれており、表紙ではジェニーの所属事務所OAエンターテインメントのロゴまで無断使用していた。 出版後、オンラインコミュニティを中心としてジェニーの家庭環境をめぐるフェイクニュースが拡散し、騒動が拡大した。 これに対しジェニー本人とOAエンターテインメントは昨年12月、A氏と出版社を相手取って出版物配布禁止請求訴訟を提起した。なお、原告が主張した訴訟物の価額は2億ウォン(約2110万円)だということが分かった。
【写真】BLACKPINKジェニー、強烈&魅力的な赤のステージ衣装