映画
ハル・ベリーと手をつないだホン・サンス監督、審査員としてカンヌ映画祭のレッドカーペットに登場
【NEWSIS】今年カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員を務めることになったホン・サンス監督(64)が13日、カンヌのレッドカーペットを踏んだ。黒いスーツを着たホン・サンス監督は、審査委員長を務めた女優ジュリエット・ビノシュらと手をつなぎ、レッドカーペットを歩いた。【写真】
ホン・サンス監督作品『On the Beach at Night Alone』試写会
ホン・サンス監督は13日午後、フランス・カンヌで開催された第78回カンヌ国際映画祭の開幕式で審査委員長のジュリエット・ビノシュをはじめ、米国の女優ハル・ベリー、インドのパヤル・カパーリヤー監督、イタリアの女優アルバ・ロルヴァケル、フランスで活躍するモロッコ出身の作家レイラ・スリマニ、コンゴのDieudo Hamadi監督、メキシコのカルロス・レイガダス監督、米国の俳優ジェレミー・ストロングとともにレッドカーペットに登場した。黒いスーツを着たホン・サンス監督は、ストライプ柄のドレスを着たハル・ベリーを手をつなぎ、観客らと対面した。
ホン・サンス監督は、コンペティション部門に出品された映画21本を審査することになる。韓国の映画関係者がカンヌ国際映画祭で審査員を務めるのは、今回で6人目。これに先立ち、女優チョン・ドヨン、俳優ソン・ガンホ、パク・チャヌク監督、イ・チャンドン監督、シン・サンオク監督が同じ役割を果たした。
これに先立ち、カンヌ国際映画祭の関係者はホン・サンス監督を審査員に選んだことを発表し、「ここ数年間、カンヌ国際映画祭では欠かせない存在」とし、コンペティション部門に4本、ある視点部門に4本出品されたことを説明した。そして「ホン・サンス監督は相変わらず純粋で親密な映画の世界を貫きながらも、自分ならではのやり方で進化している」と紹介した。 なお、ホン・サンス監督は最近、不倫関係にある女優キム・ミニとの間に息子(婚外子)が誕生した。