【NEWSIS】俳優ソン・ジュンギが、映画『ボゴタ』を含め3作続けて興行面で惨敗したことを受け、涙を見せた。 ソン・ジュンギは12日、ソウル市城東区聖水洞の映画館「メガボックス」で開かれた『ボゴタ』のGV(Guest Visit=映画関係者によるトーク)で「話していると何度も泣きそうになる」と言って涙ぐんだ。ようやく気持ちを落ち着かせた後に「感謝している」とあいさつした。映画『このろくでもない世界で』(2023)から『ロ・ギワン』(24)、今回の『ボゴタ』までヒットに恵まれず、心境は複雑そうだった。◆【写真】ソン・ジュンギ、父親になっても変わらぬビジュアル…20代のよう

 「韓国映画は最近すごく大変。今は正直言って、映画が劇場で上映されるだけでもありがたい状況。だからこれまで以上にPRを一生懸命にやった。知ってほしかったし、かっこよく見せたかった。キャストの役割は、よいコンテンツをつくり、生活が大変な観客に慰めをもたらすこと。多様で面白みのある作品を心を込めてつくり、また力になって差し上げるために精進したい」 この日、イ・ソンミンがゲストとして同席した。『ボゴタ』に出演はしていないが、ソン・ジュンギとドラマ『財閥家の末息子』(22)で共演した縁がある。「最近、駐車場に入るとがらんと空いていてつらかった。劇場に人がいないみたいだ。さまざまな理由があるだろうが、劇場に観客がいないと、俳優は本当につらい。そんな時期に映画が公開されたら本当に死にそう」と述べた上で「それでもやり遂げないといけない。とにかく映画を最後までちゃんとできるよう、力を与えてほしい。きちんと締めくくることができるよう、皆さんに助けてもらいたい」と求めた。 『ボゴタ』でソン・ジュンギと共演したイ・ヒジュンも「わたしたちの期待には満たない成績だけど、きょう来てくださったお一人お一人にごあいさつしていて、大切さを感じた」と語った。 『ボゴタ』は12月31日に公開されたが、累積観客動員数は40万人に過ぎない。損益分岐点は300万人だ。

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