写真=『大学歌謡祭』(MBC)の画面をキャプチャーしたもの

 【NEWSIS】歌手キム・ドンリュルとともにデュオ「展覧会」として活動していたソ・ドンウクさんが18日、持病のためこの世を去った。享年50歳。 ソ・ドンウクさんは延世大学在学中の1993年、徽文高校の同窓生であるキム・ドンリュルとともに『大学歌謡祭』(MBC)に出場し、「夢の中で」で大賞と特別賞を手にした。二人は翌年展覧会を結成し、ユ・ジェハク、シン・へチョル、キム・ヒョンソクが共同で制作したアルバムで歌謡界に正式にデビューした。◆【グラフィック】もう一度会いたい! 帰らぬ人となった韓国スター

 デビューアルバム「Exhibition」は、当時売り上げ150万枚以上を記録し、展覧会は韓国大衆音楽を代表する新人ミュージシャンの座に登りつめた。特に、リード曲「記憶の習作」は発売当時、大人気を集めた。2012年に映画『建築学概論』のオリジナル・サウンド・トラックに登場し、再びチャートで順位が上がった。 除隊後、展覧会は1996年に2ndアルバム「Exhibition2」を発表し、人気を集めた。アルバムに収録された「酔中真談」「異邦人」「遺書」「J’s BARで」「迎えに行った道」などは、現在も愛されている展覧会の代表曲に挙げられる。 1993年の3rdアルバム「卒業」を最後に展覧会は解散した。ソ・ドンウクさんはその後、1997年にキム・ドンリュルとイ・ジョクが結成したプロジェクト・グループ「カーニバル」のアルバム収録曲「彼女をつかまえて」、キム・ドンリュルのソロ1stアルバムの「My Good Friends」などにフィーチャリング参加した。2008年にはキム・ドンリュルのコンサートでステージに上がった。 歌謡界を離れた後、米国スタンフォード大学で経営学修士(MBA)を取得したソ・ドンウクさんは、グローバル・コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーをはじめ、斗山グループ、モルガン・スタンレーなどを経て、アルバレス&マルサル韓国支社の代表を務めた。 故人の殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)はソウル市内のセブランス病院葬儀場に設けられ、出棺は20日午前11時40分の予定。ソウル市立昇華院に埋葬される。

◆「流行遅れの曲」人気再燃、映画『建築学概論』の影響か

ホーム TOP